サンタの色々雑記帳

作った真空管アンプやレコードの事を年寄りの昔話です。

WEの真空管アンプ

2009-09-05 18:38:37 | 真空管
WE300Bという真空管が作りたいアンプのNo1でした
大体2台目か3台目に作ります
我が家も完全自作で2A3・300B
と続いてがっかりしどうし
音がしゃきっとしない

そこで50・45などでアンプを作って
真空管の音を覚えました。
そしてイギリス系の玉PX-4&PX-25で玉のアンプのとりこになりました。

ウエスタンの玉もちょっとがんばろうと
手に入るものを実験しました。

ウエスタンエレクトリックはATTの子会社として
最初は電話用の真空管の開発
その後トーキー映画のオーディオ装置の先駆者として君臨していました
民生用のRCA・GEなどと違って一般発売はほとんど無く
ただ1980年後半よりちょろちょろと300Bが市場に出回ってきました
1990年代後半より日本の会社が注文して生産しましたが尻つぼみでした
今は中国やチェコなどの素性のわからないような玉が20年ぐらい前から出てきました。
無いよりあった方が良いので容認しますが
あまり使いたくありません

それ以前の玉は、中古市況に流れ出たか、
軍とかATTの在庫整理で処分されたものがほとんどでしょう。
真空管も特殊規格で民生用とは一線を引いていました。

我が家のWEのアンプは
モノアンプは
WE101・104・205兼用アンプNo2とNo3でNo1は解体しました

WE101/104/205兼用アンプ№2
6C5-6J5-WE101/104/205-80
WEの真空管とオイルコンデンサー使いました




WE101/104/205兼用アンプ№3
7N7-WE101/104/205-5Z4
WEの真空管と抵抗使いました





WE275/300B兼用アンプ
6J5-6J5G-WE275/300B-80
WEの真空管とチョークを使いました
少しづつWEの部品も使ってみました。




WEの中古部品は大体はATT(日本のNTTはこれの真似です)用の測定器のジャンク器械の解体部品が世の中で流通しています。
法外な値段がついているものもありますがたかが屑と思ったほうが良いです。
ただ民生用でないため作りは丁寧でよく出来ています。


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