責任感

2010年01月13日 | 主張
今朝、新聞を取りに玄関を出ると、一面銀世界でした。

報道によれば、佐賀地方では32年ぶりの大雪だとか。
私が住まいする有田では、10センチ以上の積雪でした。

以前、このブログにも書きましたが、私は「社会福祉法人 慈光会」を運営しています。
その法人には、「知的障害者援護施設 あすなろの里」をはじめ、「特別養護老人施設 それいゆホームズ」、「特別養護老人施設 りんでんホームズ」があります。

その3施設には、あわせて270名の方々が入所されています。
それぞれの施設の職員は、早番、遅番、宿直などシフトを組んで対応していますが、今日のような大雪であってでも、遅刻は許されません。
朝食は定時に出さなければなりませんから、職員が出勤できないからといって、遅らせるわけにはいかないのです。

社会福祉法人を立ちあげてから25年ほど経ちますから、経験上、ある程度の危機管理は出来ていますが、入所者の方々に不便をかけてないか、3施設を見てまわりました。

職員はそれぞれに遅刻しないよう工夫して出勤していましたが、中には1時間半かけて歩いて出勤した職員もいました。

見えないところで責任を果たそうとしている職員がいます。
そんな隠れた努力を汲み取り、評価できるトップでありたいと思います。

政治の世界でも同じです。
努力したことが報われる社会でなければならない。
それには、それぞれが自らの責任を果たしてこそのものだと思います。