アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋30年 「勇気の伝道師」     ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

昨日(5月11日)は、ある県の研修担当職員2人がヒューマン・ギルドにお越しになり、今年の研修の打ち合わせをしました。

その中での昨年の研修のアンケートの結果の報告を受けたところ、研修で学んだことが職場だけでなく家庭でも生かせる内容であると評価されていることを聞いてうれしくなりました。

一昨年の石川県での職員研修でも同じ指摘を受けました。

アドラー心理学に基づくヒューマン・ギルドの研修は、全人格的な変容が可能になります。

◆ヒューマン・ギルドの法人向け研修については こちら をお読みください。


さて、昨日がヒューマン・ギルドのメルマガ配信日のため、ついでに過去のメルマガに書いた原稿を読んでみました。

すると、その中でこのブログに転載してみても面白そうな内容がかなりありましたので、どのくらいの頻度になるかわかりませんが、多少加工を加えながら紹介することにしました。

なお、一部は本で使っているところもありますが、その点はご容赦ください。


アドラー心理学で発想したら(1):自己決定性(1)ー オアシスの周辺でのやりとり
「オアシス 画像」の画像検索結果

アラブ地方に次のような寓話があります。

オアシスの周辺でいつも暇そうにしている老人がいました。

ある日のこと、家族連れの旅人が通りかかり、老人に尋ねました。
「おじいさん、私達はこの町に引っ越してきたのですが、この町の人達はどんな人達ですか?」
老人はその問いに答えず、逆に質問しました。
「あなたが以前に住んでいた町の人達はどんな人達かな?」
「いやー、ひどい人達でした。みんな意地悪で、子どももよくいじめられたものです」
答えが返ってくると、老人は言いました。
「残念だねー。この町の人達も同じようなものさ」
 
旅人は失望してオアシスを後にしました。
 
しばらくすると、別の旅人がやってきて、やはり暇そうな老人に尋ねました。
「おじいさん、ちょっと教えて下さい。私達は、他の町からやって来た者ですが、この町の人達はどんな人達ですか?」
老人は、直接答えず、やはり逆に質問しました。
「その町の人達はどんな人達だったかな?」

今度の旅人の答えは、さっきの人とは全く違っていました。
「町の人達はとても親切で、心の優しい人ばかりでした。あの人達と別れるのはとても寂しかったです」
「それはよかった。この町の人達も同じようです」
老人の答えは先程とは違っていました。旅人は安心して転居先を目指しました。
 
両方のやりとりを聞いていた若者が老人をなじりました。
「おじいさん、あなたちょっと無節操ではないですか? 前の旅人にはひどい町だと言い、後の旅人にはいい町だと言ったりして」

すると、老人は言いました。
「なーに、実際ひどい人ばかり、いい人ばかりいるわけではない。その人の周囲の状況はその人が作るものさ。まるで自分の心の鏡のように」

この話はどうやら、人間が自分自身を変える能力を持つばかりでなく、環境をも変革する力を持っていることを暗示する寓話のようです。
アドラーは、教育学者のペスタロッチの「環境が人を作り、人が環境を作る」という言葉を何度も引用しています。

アドラー心理学の発想法は、環境によって人間が影響を受けることがあるが、その人が生きる環境はまた、その人が作り出すものであると捉えていることです。
このことを「自己決定性」として説明しています。

<お目休めコーナー>5月の花(11

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