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台湾の先住民音楽を世界に 歌手3組が世界最大規模の音楽フェスに出演

2017-06-23 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾2017/06/22 13:44

左からABAO、Matzka、DJ RAYRAY
(ロンドン 22日 中央社)英国で21日に開幕した世界最大規模の音楽フェス「グラストンベリー・フェスティバル」に、台湾を代表してMatzka、ABAO(阿爆)、DJ RAYRAYの3人が出演する。MatzkaとABAOは台湾原住民(先住民)パイワン族出身。同フェスを通じ、先住民の音楽を世界に届ける。
文化部(文化省)影視及流行音楽産業局が台湾の歌手を率いて同フェスに参加するのは4回目。同フェスの責任者の一人、マルコム・ヘイン氏は昨年、出演歌手選出のために訪台。MatzkaとABAOはレゲエやロックに先住民音楽を取り入れた曲風が評価された。また、DJは現在の音楽のトレンドにおいて欠かせない役割を担っていることから、DJ RAYRAYが選ばれた。
文化部によれば、3人はダンスミュージックに焦点を当てたエリア「シルバーヘイズ」でパフォーマンスを披露するほか、MatzkaとABAOはVIPステージとされる「ウエストホルツステージ」にも立つ。
20日にはロンドンのライブハウスで「Taiwan Beats」と題したコンサートを開催。ABAOはパイワン語の楽曲を披露した。観客は言葉が分からないながらも音楽に酔いしれていた。
同フェスは25日まで。
(戴雅真/編集:名切千絵)
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