ヒストリカルロマンスアワー

Historical Romance Hour

One Little Sin

2006年04月07日 | C

One Little Sin
By Liz Carlyle (2005) リズ・カーライル

Story:  
Dialogue:
Hero:   
Heroine: 
Sensuality: 5/10

あらすじを読むとおもしろそうだったので買いましたが、あまり出来はよくありません。

ヒーローは放蕩者で名の知れたSir Alasdair MacLachlanで、ヒロインは家を追い出されたけど、勇気があって魅力的なEsmeeです。

アラスデアがいつものように飲んで女と遊んで帰ってきた真夜中、2歳にも満たないの女の子を連れたエズメが現れます。

エズメは、この子はアラスデアとエズメの母親が一夜をともにした時にできた娘だと言い、引き取るよう要求します。
アラスデアは全く思い当たる記憶はないし、認知する気もないので子供など引き取れないと主張しますが、エズメも養父に家を追い出されとても小さな妹をそだてられるような状況ではありません。
強引に妹だけ置いて去ろうとするエズメをみて、事情を全て飲み込む前にパニックからアラスデアはエズメに、この女の子のためにも住込みの家庭教師になってアラスデアの邸宅に残るよう申し出ます。

独身男性の家に、いくら帰る家はもうなくても良家出身の未婚の娘がシャペロンなしで住むなどもっての他ですが、エズメは小さな妹をおいていくことができず、このとんでもない申し出をうけます。

ここから二人のスキャンダラスでセクシーな緊張感のある生活が繰り広げられるのかと思うと、そうではありません。
アラスデアはエズメに魅かれるあまり、自分のおんなたらしの悪名のせいで彼女をスキャンダルに陥れることはできぬと、ひたすら避けます。なのでお互いどうして魅かれあっていくのかがわかるほど十分なコンタクトがありません。

前回レビューで紹介したカーライルの作品「Woman of Virtue」に比べると、かなり評価が下がります。
借りるか古書で買って読むのがいいと思います。



ランデブー(ロマンスノベル専門店)のお姉さんに薦められたものを購入しました。

In The Thrill Of The Night By Candice Hern キャンディス・ハーン
The Seduction Of An English Scoundrel By Jillian Hunter ジリアン・ハンター
The Reluctant Reformer By Lynsay Sands リンジー・サンズ

またレビューします。 



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