ヒストリカルロマンスアワー

Historical Romance Hour

In the Prince's Bed by Sabrina Jeffries

2006年06月26日 | J-K

Sabrina Jeffries (2004) In the Prince's Bed.
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Story:   
Dialogue:
Hero:     
Heroine: 
Sensuality:

Royal Brotherhood シリーズの1作目。
Prinnyの隠し子3人がヒーローという大胆な設定。予測通りのお話の展開でしたが、全体的には十分楽しめます。

ヒロインMiss. Katherine Merivaleの家は貧乏。でも結婚すれば祖父の遺産を受け継ぐことができ、かなりのお金持ちになれます。
が、逆タマをねらう紳士達を避けるためにも遺産のことは秘密です。

Iversley伯爵、AlecはPrinny自身もその存在を知らないけど彼の隠し子。
傾いた伯爵領の財産を立て直すために、密かにお金持ち令嬢を探していました。
あと2人のPrinnyの隠し子・異母兄弟の助けをかりてKatherineのことを知ります。早速結婚へと持ち込むため彼女に近づきますが、彼女は幼なじみのSir. Sydneyと婚約寸前。

ナヨナヨしたお母さんっ子Sydneyがなかなかプロポーズしてくれないので2人が口喧嘩しているのを立ち聞きし、これは自分にチャンスありだとAlecはRakeモード全開でKatherineを誘惑しようとします。
でも計画が台無しになるといけないので、財産目当てで近づいたということは、彼女には秘密。

Katherineは放蕩者の父親を見て育ってきたのでRakeっぽいAlec
のことをなかなか信用できませんが、でもでも、彼の甘い言葉にオチそう・・・。

               
Prinnyの隠し子だという事実は直接的にロマンスには関わってこないので、なんでこんな設定にしたのか不思議です。自分の生い立ちのせいで苦悩するヒーローにしたかったのかな?
次の2作も読んでみる価値アリかな。



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