ヒストリカルロマンスアワー

Historical Romance Hour

Slightly Dangerous

2006年02月06日 | B

Slightly Dangerous
By Mary Balogh (2005)

読書中断不可能
Simply Superb...

Story:   
Dialogue:
Hero:    
Heroine:  
Sensuality: 7/10

ヒーローは厳格で冷酷なWulfric Bedwyn、Bewcastle公爵。
でも最近、親代わりとなって育ててきた弟妹達はみんな結婚して家を出て行くし、ちょうど自分の愛人は亡くなるしで、ちょっとさみしい。

ヒロインはあまり裕福ではない家庭出身のChristine。ある子爵の弟の未亡人で、明るくて元気で、ちょっとそそっかしい。

二人はハウスパーティーで知り合いますがお互いの第一印象は最悪です。
オテンバで裕福でない家庭出身のChristineを、厳格なBedwynは最初からあまり好ましく思わないと同時に、ChristineはBedwynは高慢で冷たすぎるので良い印象は持ちません。

ハウスパーティーが進むにつれ、図らずも二人きりになる機会もあり、言葉では説明のつかない魅力にお互い抵抗しきれなくなる瞬間もありました。
それでも
互いに色々な問題を抱えているためハウスパーティーが終わるとそれぞれまた元の生活に戻ります。

でも離れていても互いのことを忘れることができず、しばらくして偶然再開したとき二人の心は激しく揺れます…。

形を変えながら徐々に成長していく二人の愛が強く描かれています。

Christineを苦しめるの過去の問題をスマートに解決するBedwynはかっこいいし、クールな面持ちとは対照的な情熱的ラブシーンはインパクトがあります。
Pride & Prejudiceがチラホラ頭をよぎるけど、これはこれで、オリジナル。 Bedwynシリーズを初めからコツコツ読んでいた人にはご褒美の最終回です。

A Definite Keeper!



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