
「No Music,No Life?」ってことで今年の春に購入した全CD。
全てをさらけ出すのは、気恥ずかしなぁ。
とりあえず、衝動、安価、うずき、等々購入理由はいろいろあるのですが、
良かったのは以下の通り。
・フレディレッド:問答無用の名盤
・アートアンサンブルオブシカゴ:ジョセフ・ジャーマンのアルトソロがシンプルで素晴らしい。
・ビル・エバンス・アルバム:エレピのエバンスもイイ。
・クリスチャン・シュウィンツ:欧州の幻盤。米産HardBapフアンにもお勧め。
・アイリーン・クラール:もう何回聴いたことやら。
この頃、購入したJAZZ本。
南博さんのは、3部作最終巻で今回もまた読み出したら止まらず。
コルトレーン本はただの歴史本で無いところが良い。
現状のオーディオシステム。
やはり、レコードが恋しい。![]()
僕のどこかに潜んでるFREE JAZZ病が姿を現した。
90%はHard Bapなのだが,2%くらいFREE JAZZが占有しているみたいだ。
破壊・暴力的な衝動に襲われたり、束縛から逃れたい、
そんな気持ちを彼らが代弁や共有してくれるお陰で、
また普段の日常に戻れるのかも知れません。
Hans Reichel - Good Days I
yoshihide otomo-阿部薫にささぐ
阿部薫 1977.9.24 福島「パスタン」
Albert Ayler - Spiritual Unity - Ghosts_first variation
震災前に修理に出していて生き延びたCDプレーヤーに、
新規購入したTriodeのアンプ、ATCのスピーカー(中古)を接続しJAZZ生活を再開。
アイリーン・クラール(vo)のアラン・ブロードベント(p)トリオとの未発表音源「Second Chance」がこの頃の愛聴盤。
↓がサンプル動画。
Irene Kral/Second Chance
窓から見える欅の新緑と優しい日差しに合っているような気がします。
いいところで曲が終わってしまいフラストレーションが溜まってしまいそうなので、違うアルバムから↓を追加しておきます。
Irene Kral /I Like You, You're Nice
Art Pepper-meets The Rhythm Section/Straight Life
ペッパーのアルトサックスも好いのだが、それ以上にフィリー・ジョー・ジョーンズのドラムに痺れる。
Jackie McLean-Mclean’s Scene/Our Love Is Here To Stay
マクリーンとドナルドバードの「Lights out! 」が見つからないので、このアルバムを。![]()
Zoot Sims-Ducretet Thomson/Everything I Love
このアルバムだと「Evening in Paris」が有名だがJon Eardleyのトランペットも好きなので。
Lee Konitz-Motion/ All Of Me
ワイン、紅鮭、カレー、ビートたけし、リーコニッツ、どれも辛口が好い。
Ernie Henry-seven standards and a blues/ I Get a Kick Out of You
震災後に一番聴きたかったアルバム。
仙台の「カウント」さんにて本盤をリクエストさせて頂きました。
ビール1本、ソーダ割り4杯飲んで酩酊。
Sonny Rollins-a night at the village vanguard/Sonnymoon For Two
僕が最初に出会ったジャズアルバム。
30年経った今でもこの曲を聴くとゾクゾクしてしまいます。
Eric Dolphy-at the five spot/Like Someone In Love
一関「ベイシー」での鮮烈な音が忘れられないアルバム。
耳に突き刺すドルフィーのフルートソロで、金属臭が漂っていた。
John Coltrane-Live at the village vanguard/Chasin' The Trane
学生時代、今は無き吉祥寺の「A&F」さんにて精神的に辛いときに聴いて助けられた曲。
5分04秒から始まるフレーズが忘れられない。
2011年3月11日、すべては無になってしまった。
棚は全て倒壊。
何も持たず避難。
生きてるだけでも儲けものか。
救いは何年後先に大事にしていたものを助けに行けるかもしれないこと。
頭に鳴り響く、あの音を再現出来る日を夢見る。
いつか、きっと。
最後に一つ苦言を。
妥協や甘えの源を明らかにせず、想定外で全て終わらせてしまっていいものか、
世の科学者、技術者そして政治家に問いたい。

Charlie Mariano/Beauties of 1918
マリアーノ盤ということで期待せずになんとなく購入。
結果、名盤では無いのかも知れないが、なんとなく好いアルバム。
癖が少なく優しく浸透してくるチャーリー・マリアーノ(as)、時折見える憂いに惹き付けられる。
もぎたて新鮮野菜のような瑞々しいヴィクター・フェルドマン(vib)、<Moon River>でのソロが光る。
The Jazz Giant’56/Lester Young
Norgran(黄色)盤の新品同様を購入。
針を下し曲が始まるまで余りにノイズが少なく、そして曲中の盤質ノイズも殆ど無いことに驚かされた。
いつも、新品同様盤(A)の半額以下のVG盤(B,C)ばかり購入し、大してノイズが出ずこれは儲けたわぃ、などと喜んでいる僕は、古いアルバムは多かれ少なかれノイズがあるものと思い込んでいた所為もあるのだが、ここまで少ないものとは思ってもいなかった。
日曜日は、時計の針が1分30秒で1周するようなノンビリしたアルバムもイイかなぁ。
Warne Marsh/quartet
こちらはカゼヒキ盤が多い事で有名なMode盤で、所有盤はやはり全編に渡りジージーノイズが有るが僕の許容範囲内。
黒人豪速球テナー奏者に見られない、軽快で色彩鮮やかな変化球テナーを聴いていると時間を経つのを忘れる。
Dinah Washington/For those in love
比較的軽めのアルバムばかり聴いてきたので、重量級豪速球歌手のダイナ・ワシントンを。
このアルバムは、数あるダイナのアルバムで僕のベスト1。(10枚程度しか聴いていませんが。)
ダイナは僕にとって唯一無二の存在で、伸びのある真っ直ぐな唄声に体中のモヤモヤとした霧が吹き飛ばされる。

麻薬中毒と同じなのである。
この2枚が目に付く場所にあるとダメなのである。
とにかくダメなのである。
届いたばかりのマイナー盤や評判のよい新譜CDを聴かなければ、と思うのだが、
どうしても手が勝手に動きターンテーブルに乗せてしまうのである。
気持ち好く心地好いのを聴けばイイじゃないか、と脳内から伝達物質が流れてくるのである。
サラの唄が、ドナルドのラッパが、とにかく・・・なのである。
一度憶えた味は忘れられないのである。
チョット、酔っ払っているのである。

Lou Donaldson/ Swing and Soul
盟友ハーマン・フォスター(p)とのワンホーンアルバムで、僕にとってタイトル通り「Swing and Soul」なアルバム。
冷え切った部屋に暖房を入れた後、このアルバムに針を落としソファーに寝転びながら買ってきた本を読もうとしたのだが、ルーさんアルトが心地好く聴き入ってしまった。
表面的な暖かさでは無く身体から滲み出る暖かさが堪らないのだ。
どこかしら、昔良く聴いた流行歌を聴くような懐かしさを感じることが有り、やさしく、違和感無く、その音が浸透してくる。
ロリンズが吹く<There will never be another you>も良いが、本盤でのルーさんも二重丸。
Marv Jenkins/Arrives
フレッシュサウンドから希少盤が続々とLP再発されていたときに確か発売されていた筈で、聴いたことは無かったがジャケットの良さとシールド盤ということに惹かれて購入。
しかしながら、シールドを開封しレコード盤を見ると傷を発見!
聴いてみるとその部分は音に出なかったのでホッとしたが、前にも同じことがあり、確かジーンアモンズのPrestige US黒銀ステレオ盤だった筈。
国内盤では見たことも聞いたことも無いが、ここは大人となりアメリカ人のいい加減さを責めるのでは無く日本の品質管理の素晴らしさを褒め称えたい。
内容は、手数が多く豪快で歯切れの良いピアノトリオで、いい意味で米国らしいアルバム。
録音は結構良く、音が前へ前へ迫り出し僕好み。
Bette St.Claire/at Basin Street East
僕は地味な性格の所為か、ジャズボーカル盤はバックがオ-ケストラよりコンボが好いと思っている。
特にこのアルバム(スタン・フリー・クインテット)のように管入りで無く、ピアノ+ベース+ドラム+ギターがベスト。
ベティ・セントクレアの唄は、何処がそうなんだぁ!と言われそうだが、ダイナ・ワシントンが優しい穏やかな性格になり、キーを下げ歌っている様な感じ。
彼女のJubilee 10inch盤が欲しいが、高過ぎるのが難点。

12月28日 空気清浄機(nanoe、優れもので、煙草吸いは是非。)を購入し、時間が余ったので、新宿DUへ。
探していたマリオ・ブラウン(オリジナルでは無く2ndらしい)を2K円台、澤野ズート中古を3K円台で。
ズートは12インチ再発盤を2枚所有しており購入を見送りするつもりでいたが、音が良いらしい+市場から無くなると欲しくなる、で購入。
12月31日 朝から実家へ行ったが午後になるとやること無いのでまた新宿DUへ。
オリジナルを狙っていたRegent盤を国内King盤で1K円台で。
シダー・ウォルトンとマリガン盤はともに盤質Bのオリジナル盤で、検盤すると目立った傷も無いし、2〜3K円台なので購入。
1月2日 お袋からもう帰るのかいと言われるが、御茶ノ水新DUへ。
トイレを借りた恩義もあり、4枚購入。(本当か?)
ルー・ドナルドソンの国内King盤は割引後価格0.8K円で。ちょっと前までKingのBN盤は2K円以上であったが、随分安価に。レコードを聴く人が減ったのかなと思うとちょっと寂しい気がする。
音が良さそうなヴィーナス盤のカール・パーキンスを1K円、ZOOT入りBADEN BADEN盤を2〜3K円台で。
探していたアイク・ケベックをちょっと高いと思ったが、これを見逃すと次はいつ見つけることが出来るのかと思い、安価で買うことは諦め5K円台で。

Mildred Bailey/A Mildred Bailey Serenade
10inch盤を聴き始めると途中で聴くのを止めることが少ない。まぁ、12inch盤より各曲が短く短時間で片面が聴けてしまう所為もあるが、演奏がみな直球勝負で余分なものがないのが僕の肌に馴染むのだ。
甘いが甘いだけで無いミルドレッド・ベイリーのセレナーデに包み込まれて、今日も一日よい日になるような気がする。
Charlie Parker/With Strings
昔はパーカー国内盤の音の悪さに辟易したものだが、今ではチリパチ盤でもザーと盤質ノイズがあっても昔ほど気にならなくなってしまった。それが進化なのか退化なのか判らぬが、以前、傷が有る愛聴盤を綺麗なピカ盤に買い直した途端、余り聴かなくなってしまうことがあった。
でもノイズがリズミカルになるものは今でもダメですが。
普通のミュージシャンは即興演奏中に少なからずとも逡巡し淀んでしまうところがあるが、普通で無いパーカーはそれが見当たらないところが凄いと思っている。
Sarah Vaughan/The Divine Sarah
唄を捏ね繰り回さないストリートな若きサラが聴ける。
これはこれで好いのだが、僕はどうしても12inchマーキュリー盤でのライブアルバムの熱い情感が恋しくなってしまう。
しかし、その通りといえばその通りなのだが、タイトルが「神なるサラ」とは。
Lester Young/Collates
レスターのテナーは歳を重ねた人だけが持つ何かが備わっており、何も考えずただ出てくる音に身を任せれば、やっと家に辿り着きコタツに足を入れた時の気分に。
A3<Polka Dots and Moonbeams>での、枯れたシミジミ感が秀逸。
Charlie Mariano/ Mariano
マリアーノが吹くアルトの繊細でどこかしら控えめなところが生きるバラード曲B2<You go to my head>に魅せれる。
その音から、なんとなくマリアーノが秋吉敏子さんと結婚されたのが判るような気がする。

Songs by Anita O’day/ Anita O’day
アニタの唄に溢れる潔さにいつも胸のつかえが取れる。
女々しさは微塵も無し。
Just Jazz/Lionel Hampton
A面<Stardust>のトロけるウィリー・スミス(as)のアルトが聴きたくて手に取る。
ゆったりとした時の流れがイイですねぇ。
時折テレビのCM流れるサッチモの唄を聴いたときと同じ気分に。
Dinah Shore Sings/ Dinah Shore
4本脚付きのブラウン管テレビに映し出される白黒画像が脳裏浮かぶ10inch盤らしいヴォーカルアルバム。
Club Session N°3/Charlie Singleton
tp,ts,tb.p,b,dsの6tetによるスイング系アルバム。
好きな曲であるせいか、A2<These foolish things>での心温まるチャーリー・シングルトン(ts)のテナーに魅かれる。
The Sound/Stan Getz
Roost RLP402で「Stan Getz Quarte VOL.1」と文字だけのジャケットを良く見かけるが、これはバート・ゴールドブラットの写真ジャケット盤。
VOL.2の写真ジャケット盤もあるんでしょうか。

Johnny Hawksworth/I’ve grown accustomed to my BASS
ジャケット写真から判るようにベース奏者Johnny Hawksworthのリーダーアルバムで英コロンビア盤。
Tommy Whittle(ts)参加の2曲以外はDill Jones,Stan Tracey, Bill le Sageらのピアニストとのデュオ,トリオ編成で、
主役のベース音がつぶれずにクリアに録音されている。
コーヒーより紅茶が似合う品の良さがあり、平穏でユッタリとした雰囲気に満ちUS盤では感じることの出来ない優雅さがある。
次はUS盤のアクの強さに辟易した時に聴くことにしよう。
Cecil Payne/Patterns Of Jazz
ハードボイルド小説を読むときのバックミュージックの最適で、
セシル・ペインの渋く勇ましいバリトンサックスといぶし銀デューク・ジョーダンのピアノが冴える渋いアルバム。
A面はペインのワンホーンなので渋度100%だが、B面はケニー・ドーハム(tp)参加で甘みが加わり渋度80%。
所有盤はキングレコードによる最後のジャズLPシリーズで、このシリーズで未所有のsignal再発盤を見つけなければと思っている。
音もイイですし。
Joe Henderson/Inner Urge
インパルス レコードからマッコイ・タイナー(p)、エルビン・ジョーンズ(ds)を拝借し1964年11月30日に録音されたジョー・ヘンダーソン(ts)のワンホーンアルバム。
このアルバムの収録直後1964年12月にコルトレーンの「A Love Supreme」が収録されており、
聴く方も演奏する方もどうしてもコルトレーンを意識してしまう筈だが、
黒さに満ちトグロ巻く蛇を思い浮かべる、いつものヘンダーソンの黒蛇テナーが聴ける。
コロコロと輝くマッコイのピアノは黒真珠、手数の多いエルビンは黒蛸と言いたくなるがチョット強引か。
B面最終曲に「Night and day」が収録されているのが嬉しい。

Dollar Brand/African Piano
2日間続いた雨が上がり、爽やかな秋日和。
さぁ、何を聴こうかとレコードを探すとこのアルバムで手が止まる。
一度聴いたら忘れられない、あの左手のリフが頭の中に鳴り響き、即決定。
強烈なタッチで所々セシル・テーラー風なフリーキーな音になるのだが、暗黒世界とは懸け離れた牧歌的な世界で、爽やかな草原の薫りがするのがこのアルバムの良い処。
頭で無く身体で弾いているような気がする、異次元のピアノ。

Joe Pass and Niels Henning Orsted Pedersen/“chops”
スピーカーのトゥイーターが必要無いと思えるほど、中低音域主体の耳に優しいギターとベースのデュオアルバム。
ドラ焼きを食べ過ぎてヒラメの薄造りの微かな甘みが恋しくなるときがあるように、強烈で個性的なアルバムを聴いた後にどうぞ。
何も考えず職人技に身を任すだけです。

Harold Ashby & Paul Gonsalves/Two From Duke
コルトレーンのアルバムが届いたので聴かねばと思うのだが、
あまりにも清々しい陽射しが差し込むので、辛口コルトレーンとは対極に位置する甘口テナーを。
ハロルド・アシュビー(ts)のカルテット、アシュビーとポール・ゴンサルバス(ts)のクインテット、セクステットが収録されたアルバムで、エリントンの参加はジャケットのみ。
B2<The midnight sun will never set>で、サー・チャールス・トンプンソン(p)の端正で気品漂うイントロに導かれ、二人の極上テナーが交互にソロをとる。暖かく包み込むふくよかさとテナー音のかすれ具合が堪らない。














