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残穢【ざんえ】 ‐住んではいけない部屋‐

2016年01月30日 20時02分39秒 | 映画 さ行
評価:★★★☆【3.5点】




雰囲気は『リング』に迫るものの、今一つインパクト不足。
でも、“私宅監置”だけは記憶に残っていくだろう(笑)




怪談雑誌で読者の体験談をもとにした短編を連載している
小説家の「私」。
ある日、読者の女子大生・久保さんから
“今住んでいる部屋で奇妙な音がする”という手紙を受け取る。
興味を持った「私」は彼女と連絡をとり、一緒に調査を開始する。
すると、そのマンションでは
他にも不思議と人が居着かない部屋が存在した。
しかも過去の住人たちが、引っ越し先で
不可解な死に遭遇するケースがたびたび起こっていたことも分かる。
そこで「私」と久保さんは、作家の平岡芳明や心霊マニアの三澤徹夫、
「私」の夫でミステリー小説家の直人らの協力を得て、
さらなる調査を進めていくのだったが…。
<allcinema>



部屋から聞こえる奇妙な物音って冒頭からかなりヤバイ。
しかも、主人公である「私」の職業が怪談小説家ってところも
かなりテンポよく状況説明されてるのでイッキに惹き込まれる。

この映画の他と違うところは不可解な現象を
徐々に解き明かしていく探偵心理を誘発される部分である。

但し結局のところ最後のオチがもう一つ物足らなく感じ
全体の雰囲気が良かっただけに少し残念な気持ちだ。

終盤までジャパニーズホラー独特のおどおどろしさは
十分官能できただけでヨシとしよう(笑)


【今週のツッコミ】
・この映画の醍醐味はデータを基にする謎解きであり
 過去のすべての事象が完璧に合致していく過程だろう。

・私宅監置(したくかんち)という日本だけの異質な制度が恐ろしい!
 画面から受ける恐怖度はここでマックス状態のワタシ。

・しかも便器の穴から抜け出していただなんて怖すぎだろ(笑)

・過去を回想する映像を意図的に荒くする技法は一般的だが
 それを十分発揮できた本作はやはり『リング』並みだった。

・最後まで女子大生の久保さんが橋本愛だと気付かなかった。

・ちなみに久保さんがしていた建築デザイナーのCAD図面で
 パソコンキーを叩くわりに何も進展してないように見えた^^;

・これから我が家を新築するとき、その土地の過去を
 是非とも調べたい気分にさせられるが、どこまでの過去でいいの。

・映画と関係ない話を少し、後ろからポップコーンのガサガサ、ポロポリ
 これが冒頭の静寂なシーンだったから画面の音と聞き分けるのが
 少々辛かった(笑)
 ポップコーンは本編始まる前に食べ終える量にしましょうよ。
-----------------------------------------------------------
監督:中村義洋
脚本:鈴木謙一
音楽:安川午朗

出演:竹内結子/橋本愛/坂口健太郎/滝藤賢一/佐々木蔵之介/


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4 コメント

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Unknown (ここなつ)
2016-02-01 12:33:30
こんにちは。
「隣の部屋から音が聞こえる…」というきっかけが、こんな恐ろしい地縁の呪縛に結びついていたなんて…。
とっても怖かったですし、それに対する竹内結子の淡々とした演技が思いのほか良かったです。
でも、彼女、死者の時には怖い怖い!と絶叫していたらしい。
ここなつさんへ (ituka)
2016-02-01 21:25:22
ミステリー・ホラーが大好きなので、こういう謎解きしていくのはまさにツボ(笑)
ですね。疑問を解いていくたびに恐怖が増していく作りは
『リングと双璧な感じがします。
そうそう!竹内結子の淡々とした演技がホント良かったですよね。
すみません! (ここなつ)
2016-02-01 23:23:00
下記コメント、「死者」ではなく「試写」でした!失礼しました!
ここなつさんへ (ituka)
2016-02-02 22:08:04
あ~!(笑)
報告ありがとうございます。そういうことだったのですね^^
竹内さん自身が出てるのに怖いって、なんか可愛いですね(笑)

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