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インフェルノ

2016年10月29日 18時11分40秒 | 映画 あ行
評価:★★★【3点】



世紀末の回想シーン(?)あれだけで1本の映画が観たいわ。



ラングドン教授が目覚めたのは、
なぜかフィレンツェにある病院の一室だった。
過去2日間の記憶がない彼は、謎の刺客に命を狙われるも、
女医シエナの手を借り、どうにか病院から脱出する。
何も思い出せない彼のポケットには1本のペンライトが。
そして映し出されたのは、ダンテの神曲“地獄篇”を模した
『地獄の見取り図』。
そこに刻まれた“暗号”を探るうち、
ダンテのデスマスクの持ち主で大富豪の生化学者ゾブリストに
辿り着くラングドン。
彼は人口爆発による人類滅亡を回避する唯一の解決策だとして、
恐るべき計画を目論んでいた。シエナとともに
次々と立ちはだかる謎を読み解き、
ゾブリストの野望を食い止めるべく奔走するラングドンだったが…。
<allcinema>



地球規模の話として今回大きくでて来たなと言う印象。

結論から言えば、勘違い自己チュー男の勝手な言い分に
思いっきり振り回された主人公と各機関の方々が右往左往し
三つ巴の大団円という形をとったスラップスティック・ドラマ^^;

それでもロン・ハワード監督だけに、きちんと押さえるところは押さえ
そつのない映画作品に仕上げるのはさすがだと思う。


【今週のツッコミ】

・目覚めたら異国の地ということで、思わずあの良作
 『グランド・イリュージョン』を思い出す。

・病棟のドアに鍵がある違和感は、言われなければ気づかなかった。

・鉄格子を1回開けるだけで100ユーロって、すごいバイトだ(違)

・ヒロインの次回作『スターウォーズ/ローグワン』なのだが
 何故いま彼女を売り出そうとしているのかが、ワタシの中で最大の謎。
 ま、アヒル口がなかなか魅力的だからいいんだけどね(←そういう趣味?)

・勝手な屁理屈で行動を起こす輩ほどやっかいである。
 自分が正しいと思い込んでいるから、説得交渉はまず無理。
 あそこは落下するしかないだろう。

・雨の中のトム・ハンクスの前頭部生え際が異様に整っていたが
 まさか彼も。。。

・人類滅亡させる細菌ウィルスの保管容器がDIYの手作り水槽のようだった。
 強度とか密閉度の観点からアレはダメだと思うよ^^;

・ダンテの地獄篇の絵画を写実的にイメージする主人公の映像だけで
 1本の映画は出来ないものかと。
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監督:ロン・ハワード
脚本:デヴィッド・コープ
音楽:ハンス・ジマー
出演:トム・ハンクス/フェリシティ・ジョーンズ

『インフェルノ』 

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お金を払って観る価値ナシ!・・・でした。 (Sahara)
2016-10-31 10:53:03
 煉獄のシーンを再現したラングドン教授の幻想(ヴィジョン)のシーンは面白かったのですが、その他はイマイチですなあ。特に人類の半数を死なせるウイルスが安っぽいビニール袋に入って吊られているナンてラストの設定には『東南アジアで売っている砂糖入りの緑茶ぢゃあるまいし、億万長者の犯人がナンてショボい仕掛けを・・・』って哀れを催してしまいましたなあ。
Saharaさんへ (ituka)
2016-10-31 20:54:36
コメントどうもです!
ラングドン教授のあの幻想シーンはそこそこ面白かったです。
でも、そこだけ^^;

>東南アジアで売っている砂糖入りの緑茶ぢゃあるまいし

ほんと!まさにその感じでした(笑)
アレは100歩譲っても納得できないです。

Unknown (えふ)
2016-11-04 16:47:13
テンポ良かったんだけど、
謎解きは流されるままについていきました~(苦笑
あとウイルスの扱いがビニールに入ってましたよね?!
丈夫なビニールだとはおもうんだけど、それでも・・・
最後は緊迫感が感じられなかったわ~(苦笑
えふさんへ (ituka)
2016-11-04 20:46:59
謎解きは川の流れのように身を任せていたんですね(笑)
そう!細菌ウィルスがビニール袋ってあり得ないですよね。
しかも、それを回収する装置がこれまた貧弱な容器だったし(笑)
ワタシ的にはテンポ良すぎてトム・ハンクスの演技が
あまり生かされてなかった感じに思えて、でもヒロインがタイプなので
そこは良かったです。
ウィルス (iina)
2016-11-08 10:41:09
エイズなどの毒性ウィルスは、人類未踏の奥地を開墾していく過程で、奥地に潜んでいたのを掘り起こして発症すると聞いたことがあります。

人工的なサリンも怖いですが、パソコンやスマホに感染する悪性ウィルスも厭らしい限りです。

iinaさんへ (ituka)
2016-11-08 21:14:40
ウィルスと聞いたらすべてが世の中の敵みたいになってますが
いずれ善玉ウィルスなど発見されるかもしれませんね。
と思ったらすでにバクテリオファージなる善玉ウィルスがあるようです(笑)
観光地巡りとしてもグッド (ここなつ)
2016-11-25 14:42:08
こんにちは~。
この作品、娯楽作品として、誰にでも理解ができる設定と、そんなに難しくない謎解きとで定番と思いすらする安定感がありました。
フィレンツェ、ベネツィアの観光地巡りとしてもグッドでした。ただ、イスタンブールには行った事がないので、行ってみたいな~と思ったかというと…作品に限らず、爆発ばかり起こるなら嫌だな、と(不謹慎ですみません)。
Unknown (mariyon)
2016-11-25 19:28:55
人類の半分か絶滅かって、さあどーする教授!!
って、そんな話じゃなかったんですね。
ウィルス拡散を防ぐお話って聞いてたら、ここまで期待しなかったんで、ガッカリ度も低かったと思うんですが。。

ただ、最後の遺跡を利用した音楽ホールの施設は
とっても素晴らしかったです。
あんなところで、音楽を聞いてみたいですぅ~~。
ここなつさんへ (ituka)
2016-11-25 19:54:07
確かに~!
観光地巡りとして見る分にはいい映画でしたよね(笑)
このシリーズの専売特許だったりして。

お~イスタンブール以外は訪問したことがあるなんて
なんとも羨ましいです。
この映画、謎解きとして見るには、ワタシ的にちょっとばかりテンポ早すぎて付いて行けませんでしたよ。

mariyonさんへ (ituka)
2016-11-25 20:00:24
そうなんですよ~ボタンを押すか否か
ずっと考えまくって教授の頭のなかのイメージを
映像にして最後まで引っ張る映画でもアリかなと(笑)

結局、そういった方向に行く映画じゃなかったですね。

あの音楽ホールって重厚な雰囲気があって一回は行ってみたいです。
たぶん空気も澄んでて気持ちいいんだろうな~(笑)

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