評価:★★★★【4点】
第88回アカデミー作品賞にノミネートされた本作の実力は?
ということで、ラブロマンスというジャンルながら観ることに。
◇
アイルランドの小さな町エニスコーシーで姉と母と
3人で暮らす少女エイリシュ。
町の食料品店で働く彼女は、意地悪な女店主にこき使われながらも、
どうすることもできない閉塞感に苛まれていく。
そんな妹を心配した姉ローズの力添えを得て、
エイリシュは一大決心の末に単身アメリカへと渡る。
過酷な船旅を経て、ようやく新天地となる
大都会ニューヨークへと降り立ったエイリシュ。
ブルックリンの高級デパートで売り子として働き、
同郷の女性たちと寮生活を送る。
しかしなかなか新生活に馴染めず、辛い日々が続く。
そんな中、ダンスパーティで知り合ったイタリア系の好青年
トニーと付き合うようになり、
少しずつ自信を取り戻していくエイリシュだったが…。
<allcinema>
◇
どこか泥中の蓮のようなイメージを持つヒロインが
素のシアーシャ・ローナンそのままのキャラだと思えてしまう。
とは言うものの彼女を最初に認識のは『ハンナ』(2011)と、
『天使の処刑人 バイオレット&デイジー』(2013)という
どちらも少女にして特殊スキルを持つクールな女殺し屋だったので
こういう切ない乙女心を演じることに「いつの間に?」という
なんだか久しぶりに会った姪っ子を見るオッサン気分だった(笑)
物語もシンプルで中学2年のIQでもとても分かり易いのだ。
にしても、21歳にしてオスカー候補ですか!
過去映画では表情の乏しい(←クールと言えよ)女優だったのが
まさかここまでの演技をする女優に成長しているとは
流石です!それでいて美しい!(基本、好みとは関係なく)^^;
【今週のツッコミ】
・ブルックリンに着いた当初とは別人のようになっていくのは
まさに恋心が女性を変えるということか。
・ダンスパーティーで声掛けしてきたトニーが意外に誠実だった。
自分を飾らず素直なところにエイリッシュは惚れたのね。
でもどこかジェームズ・ディーン意識してなかったか?^^;
・ブルックリンの女寮長の会話が面白すぎる。
アイルランドの女店主の会話が怖すぎる。
・なかなか出てこないドーナル・グリーソンが中盤以降のあそこで!
地元アイルランドに強敵出現!だったが
『パール・ハーバー』のようにならなくてよかった。
彼女、完全に心変わりしてましたし、あの女店主がいなかったら
ラストも相当変わっていただろうね(笑)
・世の中広いようで意外と狭いと思った。
まさかブルックリンの例の儀式を故郷の女店主が知ってたとは
実はあの女店主の本当の職業は諜報員では?と疑ってしまったワタシ。
・この映画はラブ・ロマンスの様相を呈していたが、本当は
MI6絡みのスパイ映画ではないのかと深読みしてしまった。
・そこのところは年老いていく一人暮らしの母の介護問題で
続編で明らかになると思うぞ。
ちなみに夫婦でアイルランドに戻るかブルックリンに母を呼ぶか
はたまた今のうちに母が自分で特養に申し込むかだな(←おい)
-----------------------------------------------------
監督:ジョン・クローリー
脚本:ニック・ホーンビィ
音楽:マイケル・ブルック
出演:シアーシャ・ローナン/ドーナル・グリーソン/エモリー・コーエン/
ジム・ブロードベント/ジュリー・ウォルターズ/
『ブルックリン』
第88回アカデミー作品賞にノミネートされた本作の実力は?
ということで、ラブロマンスというジャンルながら観ることに。
◇
アイルランドの小さな町エニスコーシーで姉と母と
3人で暮らす少女エイリシュ。
町の食料品店で働く彼女は、意地悪な女店主にこき使われながらも、
どうすることもできない閉塞感に苛まれていく。
そんな妹を心配した姉ローズの力添えを得て、
エイリシュは一大決心の末に単身アメリカへと渡る。
過酷な船旅を経て、ようやく新天地となる
大都会ニューヨークへと降り立ったエイリシュ。
ブルックリンの高級デパートで売り子として働き、
同郷の女性たちと寮生活を送る。
しかしなかなか新生活に馴染めず、辛い日々が続く。
そんな中、ダンスパーティで知り合ったイタリア系の好青年
トニーと付き合うようになり、
少しずつ自信を取り戻していくエイリシュだったが…。
<allcinema>
◇
どこか泥中の蓮のようなイメージを持つヒロインが
素のシアーシャ・ローナンそのままのキャラだと思えてしまう。
とは言うものの彼女を最初に認識のは『ハンナ』(2011)と、
『天使の処刑人 バイオレット&デイジー』(2013)という
どちらも少女にして特殊スキルを持つクールな女殺し屋だったので
こういう切ない乙女心を演じることに「いつの間に?」という
なんだか久しぶりに会った姪っ子を見るオッサン気分だった(笑)
物語もシンプルで中学2年のIQでもとても分かり易いのだ。
にしても、21歳にしてオスカー候補ですか!
過去映画では表情の乏しい(←クールと言えよ)女優だったのが
まさかここまでの演技をする女優に成長しているとは
流石です!それでいて美しい!(基本、好みとは関係なく)^^;
【今週のツッコミ】
・ブルックリンに着いた当初とは別人のようになっていくのは
まさに恋心が女性を変えるということか。
・ダンスパーティーで声掛けしてきたトニーが意外に誠実だった。
自分を飾らず素直なところにエイリッシュは惚れたのね。
でもどこかジェームズ・ディーン意識してなかったか?^^;
・ブルックリンの女寮長の会話が面白すぎる。
アイルランドの女店主の会話が怖すぎる。
・なかなか出てこないドーナル・グリーソンが中盤以降のあそこで!
地元アイルランドに強敵出現!だったが
『パール・ハーバー』のようにならなくてよかった。
彼女、完全に心変わりしてましたし、あの女店主がいなかったら
ラストも相当変わっていただろうね(笑)
・世の中広いようで意外と狭いと思った。
まさかブルックリンの例の儀式を故郷の女店主が知ってたとは
実はあの女店主の本当の職業は諜報員では?と疑ってしまったワタシ。
・この映画はラブ・ロマンスの様相を呈していたが、本当は
MI6絡みのスパイ映画ではないのかと深読みしてしまった。
・そこのところは年老いていく一人暮らしの母の介護問題で
続編で明らかになると思うぞ。
ちなみに夫婦でアイルランドに戻るかブルックリンに母を呼ぶか
はたまた今のうちに母が自分で特養に申し込むかだな(←おい)
-----------------------------------------------------
監督:ジョン・クローリー
脚本:ニック・ホーンビィ
音楽:マイケル・ブルック
出演:シアーシャ・ローナン/ドーナル・グリーソン/エモリー・コーエン/
ジム・ブロードベント/ジュリー・ウォルターズ/
『ブルックリン』
シアーシャのファンでもあるから是非見たい。
今日は「ジャングルブック」を嫁と鑑賞。☆4
ディズニーらしい予定調和のめでたしEND。動物たちがたぶんCGだろうけど本物みたい。
ターザンは評価よくないみたいでもうじき終わりそう。
シアーシャって結構人気があるようですね。
ワタシはもうひとつハートに響かないんですよ(笑)
「ジャングルブック」はお子様向けならスルーと決めてたんですけど
意外と評価いいんですよね!
明日から連休なので、いかに安く観るか考え中です。
「ターザン」は予告編で観る気なくしました~^^;
豊橋では上映しているんですね。
この映画はすごく良かった。見ている途中でうんうん、と頷きました。
シアーシャちゃんの透き通った美しさが次第にあか抜けていくのがよかったなあ。
ラストも納得です。
そうなんですよ。愛知でいちばんスクリーン数が多いシネコンです。
この映画、全体的に空気感が良かったです。
特に色使いがシックでしたよね。
>次第にあか抜けていくのがよかったなあ
おっしゃる通り!(笑)
女性は恋でこうも変わっていくんですね。
サーシャ(本人の発音はこうらしい)スペルはSaoirse Ronan
ラブリーボーン、ハンナの2作を見たきり本作まで数年見てなかったので、すっかり大人(若干おばはん)になったなぁ・・と。
☆4にしておきましょう。
あそこは午前中すべて割安なのがいいですよね。
カタカナ表記とずいぶん違うんですね^^;
シアーシャちゃんの成長ぶりに驚きました。
役作りのせいか知りませんがビキニ姿が太って見えましたよ。
シアーシャちゃんよかったですね~!
もの凄く体張ってたし。
(船の中のトイレシーンは『マップ・トゥ・ザ・スターズ』のジュリアン・ムーアに匹敵するかと←こら)
それから彼女は13歳の時に『つぐない』ですでに
(助演だけど)オスカー候補になってますよ^^
お待ちしておりました。
21歳の若さでここまでの演技ができる才能は大したものですね。
それまでクールな印象しかなかったので
異性に対するときめき感覚を演じること自体新鮮でした。
トイレの演出もチョットしたサービスなんですかね(違)
>それから彼女は13歳の時に『つぐない』ですでに
>(助演だけど)オスカー候補になってますよ^^
へ~!そうだったんですか!
子役時代から演技力があったってことですね。
感情を内に秘める演技は殺し屋をやってたせいだったりして^^;