くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「いい加減な夜食」と「ぼったくり」

2017-10-16 05:33:23 | 文芸・エンターテイメント
 秋川滝美さん連発で。
 まず、「いい加減な夜食」の二巻を借りました。前巻で騙されるように入籍してしまった佳乃。結婚式の準備をしている最中に、俊紀が事故で意識不明!
 母親からは迎えに来させた佳乃が悪いと責められ、側に行くことすらできません。
 さらに、俊紀の仕事を引き継げる人材となると限られてくることから、会社の命運ものしかかります。
 秘書として、社長代理(父の孝史)について全国を飛び回ることに。
 俊紀の容態が気にかかり、母親からは冷たくされ、さらに会社のために休む間もなく……。
 そんなとき、孝史の代から親しくしていた技術者が、息子の不始末で財政難に。研究開発中の洗濯機のアイデアは他社に出し抜かれ、会社はますますピンチに……。
 と、相変わらずのジェットコースターぶり。
 わたしは、会社のトラブル処理係の大沢さんが素敵だと思っております。俊紀をからかっているときがなんとも言えない。
 
 さらには、返しに行ったら三巻もありました。
 生まれた長男。これが俊紀そっくり。二人で佳乃を取り合っているくらいです。
 佳乃の姿が見えないと大騒ぎ。
 会社に保育園を作ってはどうかという考えが浮かび……。
 さらに、俊紀の奥様候補だった人が、自立していく姿がすごくよかった。
 余り個性を見せなかった彼女が、事業を始めてどんどん理性的になる様子が素晴らしい。ついでにそのお店のケーキが非常においしそうです。
 古本屋で四巻があることも知りました。

 で、「居酒屋ぼったくり」は七巻です。
 要さんの一族から反対されても、意地を貫く美音がかっこいい。
 デパートガールのトモさんが語る友人というのは、佳乃のことだったのですね! クロスオーバーしていることにやっと気づきました。(六巻までは「夜食」を読んでいなかったのです。「夜食」には「ぼったくり」の話題が出てきますよね)
 すると、「ぼったくり」六、七巻と「夜食」の一、二巻あたりの時系列が同じということですよね。
 「夜食」四巻時点で美音と要さんはどうなっているのでしょう?

 「ぼったくり」七巻、田沢湖ビールが紹介されていましたね!

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