くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「100億人のヨリコさん」似鳥鶏

2017-10-13 05:02:48 | ミステリ・サスペンス・ホラー
 似鳥さんデビュー10周年記念ですから、今年出た本は全部買っています!
 「戦力外捜査官」の文庫も無事四巻まで出て、五巻発売前に読み返そうかしら? と思っていたら、夫が買ってきた本の中に「神様の値段」が……。
 なぜ二巻から買ったのかちょっと謎ですが、まあ、この外装では判断つきにくいですからね……。あらすじに「第二弾」とか書いてないし。(帯の既刊リストか、背の一番上にある著者番号で確認できます)
 ブログも定期的に見ているのですが、今年は小冊子執筆のためか更新は新刊紹介が多いですね。
 そこに、「爆笑新刊」として紹介されていたのが「100億人のヨリコさん」(光文社)です。
 
 でも、正直申し上げて、わたしはこの作品は好きになれなかった……。
 パンツダケのせいかな?
 ネーミングも形態も鍋にして食べるのも勘弁してもらいたい。
 キャラクターは好きなんですよ。主人公だけど特徴なさそうな小磯とか、ジャージに着流しの「先輩」とか車椅子の汪さんとか。
 学生寮最後の砦みたいなはきだめの富穣寮の設定も、いろいろあってそこに住み着いている若月母子もナイスです。
 わたしがあまりパニック映画に興味を持ってないからでしょうか。
 うーん、好きな人にはたまらないのだろうな、とは思うのですが。