糸繰草(itokurisou)のささやかな庭(新館)

平凡な暮らしの中’ささやかな癒しを求め、小さな生き物や素敵な植物に 
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続/石化シノブ(猫の手)2015・・・

2015-07-19 | ガーデニング・植物
続編は’根茎の分割(カット)ご希望者さまへ(2015/7/26)へ・・・
前編は’11月末の石化シノブ(2014/11/29)へ・・・

頂いたコメント(2015-07-22)より・・・>石化シノブ は 本当に 猫の手の様ですね。根は更に 下にあるのでしょうか?
返信コメント(2015-07-23)より・・・*トキワシノブの這うような長い根茎の奇形品種が、石化シノブになるようです。
猫の手や猫のあしに似た形の部分が根と同じで、そこから葉が出ます。



これではハッキリしない返答でしたので、こちらでもう一度書き込み(訂正)させて下さいね。
猫の手や猫のあしに似た形の部分が根と同じで~と言っても、根茎を分割し・苔で巻くと
ある程度すれば葉が出て、根付いたことが確認出来ます。植え替え状態にもよりますが
土台となる部分やそのほか一部に、トビトビでホッチキスを止めた感じに
根茎と苔の間に細根らしきものが、少し発見出来る場合もあります。根茎同士が
積み重なっている場合には、細根らしきものは見当たりませんね。



トキワシノブの根茎に根らしきものがあるのは、わかりやすいのですが
石化シノブの根茎に根らしきものがあるのは、わかりにくいです。
石化シノブの根茎を切り取る場合は、葉1~2枚とその根を少し着けてから
株分けした方がいい~苔は使わず土に植えています~などの愛好家も
いらっしゃるようですが・・・我が家では、葉も根も着けずに
猫の手・猫あしと呼ばれる根茎だけをカットしてから、水苔に巻き
葉が出る迄、成行き任せで待っています。



石化シノブとの出会いは、山野草と骨董品好きの友人に紹介された”山野草の専門店(生産)でした。
幼少の頃から自然のシダが好きだったのですが、初めて目にした不思議な世界でした。



一番驚いたのは、予想外のお値段(合計)!ゼロが一つ余分な感じでしたが
古典植物(趣味)にハマった方は、こんな数字では収まらないでしょうね。



我が家の過去記事より・・・
トキワシノブの根茎の奇形品種が石化シノブになり、一般的なトキワシノブより葉色が濃く少し厚めの葉です。
シノブ属の仲間を探すとダバリア/洋シノブに、わが国に自生するシノブ(落葉)
そしてわが国のシノブによく似ているトキワシノブ(常緑性のシダ)などがあるようです。



わが国に自生するシノブは、小学校の頃’植物採集した懐かしい夏休みの思い出がスタートでしたが



庭に植えているのはクジャクシダくらいです。(上・中・下共、画像はトキワシノブの一部です)



小さな芽が出た’石化シノブ(2鉢)をゲットしてから~2015年で早や20年近くになりますが
いつか機会があれば表に出してみたいと思い、長年かかって増やし続けています。


根茎を分割するのにベストな時期(検索)は、2~3月(適期)・・・また3~4月/4~5月(春)など。
猫の手・猫あしと呼ばれる根茎をカットしてから水苔に巻き、葉が出る迄待ちます。
仕立て方は、好みによっていろいろ”ですね。



ネットでは、石化シノブは矮鶏葉・・・「芽は変わり品なので、伸びない。」などと、紹介されているようです。



苔玉にして吊るしたり~盆栽にしたり~ヘゴに着け、セッコクやフウランなどと寄せ植えにしたり~
最初は凧糸や釣り糸などを使い、カットした根茎に水苔を巻いていましたが・・・



この数年は自然素材を活かした棕櫚縄がいいように(根茎の傷を付けず、腐って行く)思い
目立つ縄が見苦しい(不恰好)感じでも、ぐるぐる巻いて素人流に仕立てています。


産毛のような猫の手’ 銀白色の毛で覆われた根茎に、触れるだけで癒されます。

2014/11月末の石化シノブの続/石化シノブ(猫の手)2015・・・一般的なトキワシノブを含めて撮った画像は
7月第1週目(藤棚)と第3週目(ラティス)のシノブ達”全部は紹介出来ませんが、適当にパチパチしました。
興味がおありの方は、お立ち寄り下さい。

ネットの花友さんに教えて頂いた夏花のヒオウギ(カラスオウギ)・・・
名の通り葉っぱが、扇を広げたような姿!広がり過ぎくらいでしたが
傷んだ葉っぱは取り除いています。ドライフラワー(信州)の中にあった
「ぬばたま/うばたま」と呼ばれる黒光りしていた種を蒔きました。



種を蒔いたのも忘れていたのに、葉っぱが出ていたのでビックリ!しました。その後
7/20(祭日)の梅雨明けと同時に、初めてオレンジ色(斑点入り)の夏花が咲きました。



いつの間にか萎んでしまった花もありますが、少しでも咲いてくれて良かったです。



以外に場所を陣取るお花ですが、種からの開花は嬉しいです。
蕾が出そうにない株は、梅雨の間に別場所に植え替えました。



ピオトープなどにも向くミソハギ・・・ラベンダーの近くに植えていますが
葉っぱを虫に食べられて花は無理かも?と思いましたが、これだけは咲いてくれそうです。



黄花(ダーベルグデージー)も倒れながら元気に咲き続け、あちこちマンリョウの花も咲き始めていました。

我が家のハブランサス・アンダーソニーやダーベルグデージーは、暑さ・寒さに関係なく
種が出来れば直ぐに、何処にでもパラパラ”””種蒔き(地や鉢)しています。
現在習っている数々の思い出4(ブックマーク)・・・ブリザーブドフラワー・アレンジ
教室のみんな(生花の方達)にも種を差し上げ、お花の輪を拡げ続けています。



ハブランサス・アンダーソニーも次々に咲き、三尺バーベナも暑さに負けず頑張っています。



㋆も4週目の週末になると、厳しい暑さ!熱中症に注意ですね。
昨夕お友達が、彼女の実家に「行って来た~」とのことで
ご実家の手作りのお野菜を届けてくれました。
涼しくなって来た時間帯だったので、藤棚の下でメダカや緑を
眺めながら”コーヒーを・・・緑に囲まれて、落ち着くねぇー
と一息してもらったのに、夕食の準備が待っているからと
余りゆっくりも出来なかったようです。またいつでも寄ってね。
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