ベルト・バックル 修理 伊東金属製作所

革ベルトやバックルの修理、革漉き、型抜きその他、幅広く紹介して行きます。

ルイヴィトン ベルト修理

2017-06-16 08:54:29 | ルイヴィトン修理
宮崎県のお客様からのご依頼品です。
ルイヴィトン?のベルト修理です。
お客様もお土産にいただいたとおっしゃっていましたが、
まあ察してくださいと言うベルトです。
もちろん作りを見れば私はわかりますが、弊社は特に真贋鑑定には興味ありません。
ベルトが壊れて困っていれば直します。
ただ、コピー品は明らかに利益のために作られてるので、
コピー品を買う値段のベルトの品質よりは明らかに悪いというのはご承知おきください。
では細かく見てみましょう。



送られてきた状態です。
ピンの取り付け部が折れてます。
折れると言うことは亜鉛のダイキャストです。
ルイビトンは普通真鍮のバックルを使ってます。
何万もするベルトに亜鉛なんて当然あり得ません。


バックルを修理するために分解しました。
これ、革じゃないですね。
正確には革なのですが、革の床の部分を使ってます。
革の表面を取った余り材ですね。
豆腐で言うおからと同じです。
はっきり言って使い道のないゴミです。
弊社では床の廃材は毎日何十リットルも出ます。
床で作るなら、捨てるのを引き取ってくるので、タダか、むしろお金もらえるかもしれませんね。
処分代として。


バックルを取り外しました。
こんな状態です。
当然、付いていたピンも亜鉛だったはずです。
亜鉛は曲げられないので、バックルの真ん中を細くして、そこから入れるのです。


ちなみに、ベルトの裏です。
「GENUINE LEATHER」って、素押しが入ってます。
本革という意味ですw
でもこの素押しの感じ、明らかにゴムです。
革じゃないです。
しかもゴム臭もします。


バックルの修理です。
亜鉛は折れるとくっつかないので、折れた部分を跨いで補強します。


ピンを取り付けます。
ピンは紛失しているので、オリジナルがわからないので、
ベルトの穴の形状に合わせました。


ベルトに取り付けます。


装着時は結構かっこいいんですけどね。
でもデザインはルイヴィトンでお金かけてやってるので、
デザインには一切お金掛かってないですよね。
ただ、本物はルイヴィトンのロゴに穴開けたりしないです。
ブランド物はほとんどそうですが、自分のブランドに誇りがあるので、
ロゴに穴開けたり、ロゴの途中で裁断したりとかはないです。
これは正面なので、知っている人がみれば、ああ、コピーねってすぐわかります。
それにベルト通しもダミエ柄が曲がってます。

コピー品っていくらくらいなのでしょうかね。
5000円?一万円?もしかしてもっとなのですかね。

このお客様の事を悪く言うつもりはないので、誤解しないですもらいたいです。
私のコピー品をいろいろ扱っての雑感ですので。

私がいつも思うのは、コピー品を送って来られるお客様って、必ずもらったというのは、何故なんでしょうかね。
ほんとにもらっている人もいると思います。
でも普通に考えたら、海外のお土産でコピー品て買うんでしょうか?
人のために買って税関で見つかる可能性もあるわけで、捕まることだってあると思います。差し上げても失礼だろうし、いろいろ考えると現実的ではないですよね。

このベルトの品質で値段付けるとしたら・・・・

500円ですかね。

5000円、一万円出すなら、その価格帯のしっかりしたベルト買った方が良いと思います。

ただ、このお客様からは、諦めていたのに直って嬉しいとコメントいただきました。
私は困っている人が喜んでいただけるのが一番ですが、そもそも買うのはお勧めしないです。

今回はちょっと辛口ですみません。
決してこの修理をいただいたお客様の悪口ではないです。
ただ、あまりにも品質と値段が合わないので、警鐘を鳴らしたいだけなんです。


ベルトの修理は、口頭ですと、こちらも故障の状態が把握できないので、
メールかLINEでのお申し込み、見積もり依頼をお願いしています。
お電話いただいても、画像を送ってくだいさいという回答しかこちらでもできませんので、必ずメールかLINEで、画像を添えてご連絡をお願いいたします。
お電話での受け付け、見積もりはお断りしています。




伊東金属製作所
info@itokinzoku.co.jp
東京都足立区足立2-34-2
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