ベルト・バックル 修理 伊東金属製作所

革ベルトやバックルの修理、革漉き、型抜きその他、幅広く紹介して行きます。

GG バックル修理

2016-11-02 13:56:11 | グッチ修理

GGバックルの修理です。
ポキッと折れてます。
たぶん、表面に半田で付いていただけだと思います。
普通は穴開けて、そこに入れてから半田で留めるのですが、
これじゃ折れると思います。


真鍮棒でパーツを作り、位置決めしてセンターポンチを打ちます。
センターポンチを打たないと、この後の穴開けで穴がずれてしまいます。


両端ネジだと締められないので、片側だけネジを切ります。
普通はネジなんて切らないですよ。
穴開けて、そこに入れて半田付けが普通です。
ちょい手間ですね。
壊れにくく直すのがモットーですので。


バックル側にもネジを切ります。
3ミリのネジを開けるので、2.5ミリのドリルで下穴を開けます。
対してネジを切らない側は3ミリ線をそのまま入れるので、
径は3ミリ必要です。
片側だけネジにするって、結構面倒な作業なのですが、頑丈にするためのちょい手間です。


パーツ装着完了です。
ネジでがっちり入っているので、これだけでも簡単にははずれないですが、
これでまだ終わりではないです。


次は半田付けです。
なんで、ホットプレートなのか?
ワーク(この場合バックルですね)を加熱するためです。
半田というのは、母材もあったまらないとくっつかないのです。
この大きさを半田コテで温めるのは不可能なので、
ホットプレートの上で温度管理して作業します。
本来はバーナーであぶったりするのですが、母材が亜鉛だと、300度くらいで溶けちゃいますので、ホットプレートの上での作業です。



半田付けしました。
結構盛ってますが、私が下手なのでは無いのです><
メッキされたバックルに半田付けなので、はじかれてしまって盛らないとくっつかないのです。
それでも余計な部分は、あとでやすりで削って整えます。



メッキしました。
ニッケルメッキです。
だいぶ見た目も良くなってきたかな?
折れた部分をくっつけようと、お客様が接着剤で試行錯誤したようなので、
その跡は消せないです。
加熱もしてるので、付着した接着剤が焦げてしまいました。
可能な限りは除去しましたが、それでも取りきれません。


正面のアクリルパーツ取り付けて完成です。


このパーツは、裏からネジ止めになってます。

ベルトの修理の見積もり依頼は、メールかLINEで、
画像を添えてお願いいたします。
たとえ穴あけやカットでも、画像をみてお話した方が、
より的確なアドバイスや提案ができると思います。
平日のみとなりますが、直接いらしていただいても結構です。
穴開け程度でしたら、その場ですぐに作業いたします。
ただ、留守がちなので、いらっしゃる際には、事前にご連絡お願いいたします。


03-3886-6271
伊東金属製作所
info@itokinzoku.co.jp
東京都足立区足立2-34-2





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ファッション
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