ベルト・バックル 修理 伊東金属製作所

革ベルトやバックルの修理、革漉き、型抜きその他、幅広く紹介して行きます。

壊れたバックルの交換 ディーゼル他

2017-06-15 09:23:28 | ベルト

ベルトバックル破損による交換修理です。
金具問屋さんで写真を撮らせてもらってます。
これはディーゼルのベルトです。
バックルの薄い部分が折れてます。
ここは、ピンを入れるために薄くしているのです。
一番弱いところが折れてます。
が、そもそもコストダウンのために、粘性のない亜鉛のピンを使うから、
こういう入口が必要なのです。
亜鉛は曲げると折れちゃいますから、
ここからピンをいれて、中央にもってくれば、ピンを曲げずに取り付けられます。
中央のバックルはそんなのないですよね?
これは真鍮のバックルに真鍮のピンを取り付けてるので、
そういう小細工が必要ないんです。
これがバックルとしては当たり前の作りです。


選んでいただいた中央のバックルと交換します。


装着時はこんな感じです。
オリジナルよりも良いものが付きました。


こちらも数点選んだ中から、選んでもらいます。
このお客様は、バックルは壊れてないのですが、
メッキ剥がれが気になるたの交換依頼をいただきました。
そもそも、このバックルはメッキじゃなくて塗装ですけどね。


ご希望のものに交換しました。


これもディーゼルのベルトと同じく、管美錠というバックルです。
3辺しかないので弱いのです。
こちらは千葉県のお客様からです。


同じような管美錠が見つかったので、それに交換しました。
同じようなといっても、壊れたバックルと交換したバックルでは、
作りが全然別物ですけどね。
弊社では変なバックルはもちろん使いません。
バックルに亜鉛は使うな!というのは、私の祖父の代から当たり前のことなんです。
が、今はそれも、まかり通る世の中なんですよね。

2つバックルが並んでいる写真を見るとわかりますが、
壊れた方は金型に溶かした亜鉛を圧力をかけて流し込んで作るダイキャストです。
なので、形がシャープですよね。
金型が精密なのです。

対して交換したバックルは溶かした真鍮を砂型に流し込んで作る真鍮鋳物です。
なので、ピン取り付けの両端がもっこりしてますよね。
これはバックルを作る時にできる、鋳口です。ここから湯(溶けた真鍮)が流れるんです。
もちろん亜鉛と真鍮では強度も違いますが、コストも違います。
無理なコストダウンするとこうなります。


このベルトはバックルにロゴが入っているのですが、バックルよりもベルトのデザインが気に入っているので、バックルはこだわらないと言うご依頼でした。
紳士物のこういったバックルは結構選択肢があります。


バックル交換しました。黒と青のベルトです。
もちろん、青いステッチで直してます。
写真では見えないですが、コバ(革の切断面)も青く塗装されているんです。
気にいったベルトがまた使えるということで、大変喜んでいただけました。



ベルトの修理は、口頭ですと、こちらも故障の状態が把握できないので、
メールかLINEでのお申し込み、見積もり依頼をお願いしています。
お電話いただいても、画像を送ってくだいさいという回答しかこちらでもできませんので、必ずメールかLINEで、画像を添えてご連絡をお願いいたします。
お電話での受け付け、見積もりはお断りしています。




伊東金属製作所
info@itokinzoku.co.jp
東京都足立区足立2-34-2
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