ベルト・バックル 修理 伊東金属製作所

革ベルトやバックルの修理、革漉き、型抜きその他、幅広く紹介して行きます。

ルイヴィトン ベルト修理 ネジなめ

2016-11-05 17:46:45 | ルイヴィトン修理


写真見て、一度は断ったのですが、どうしてもと言われて送ってもらいました。
ご自分でベルトをカットしようとして、ネジをなめてしまったようです。
こうなるともうはずせませんよね・・・普通は。
ルイヴィトンのダミエのベルトです。

まあ、方法にまったく当てが無かったわけではないのですが、
自信無かったので無理かなと思ってました。
でも、来たからにはやらないわけにはいきません。


インパクトドライバーです。
打ち込むと、右回り、左回り切り替えで、
ハンマーで叩かれた衝撃でネジ頭に突き刺さりながら回転すろ言う工具です。
京都機械ツール(KTC)製です。
もう20年以上前に買ったのですが、当時でも5000円くらいしたと覚えてます。
ただ、マイナスネジが小さいので、インパクトドライバーのビット(先端部分ですね)を、加工して大きさを合わせなければなりません。
ここが、一番できるかな?と心配だった部分です。
まあ、鉄なんですが、普通のSC材と呼ばれる、一般構造用炭素鋼鋼材とはわけが違います。
クロムバナジウムを含んだ合金なので、鉄は鉄でも硬さが違います。
使い方を考えれば、かなり頑丈な素材でないと、一般材では曲がってしまいますからね。
こいつを削って小さくするのが至難の業です。


回転砥石でなんとかできました。
かなり火花でました。
こいつを打ち込んで、はずしてみましょう。




おお!できた。
すげぇ。
さすがw
こいつさえはずれれば、もうあとは楽勝です。


3センチカットがご希望だったので、3センチ先端を切り落とします。


先端の形状をまねて作ります。
彫刻刀でちまちまやります。
小学生の時に図工で使うあれですw
子供の頃、指切って血がドバドバ出た思い出があります;;


ざっくり、こんな感じですかね。まだこれは荒断ちなので、最後に修正します。


穴も同じ位置にポンチで開けます。


バックルの形状に合わせて、回転砥石でアタリを取っていきます。
ちょっとずつやらないとやり過ぎてしまうので、慎重に作業です。
合わせては削り、合わせては削りの繰り返しです。


ぴったり入りました。


ネジの頭が潰れているので、インパクトドライバーで逆転させて軽く締めます。
これ以上なめたら大変です。


無事完成しました。
インパクトドライバーのビットを削っちゃったから、新しいビット発注しないと・・・。


ばっちり完成です。

ベルト、バックルの修理見積もり依頼は、メールかLINEで、
画像を添えてお願いいたします。
平日のみとなりますが、直接いらしていただいても結構です。
ただ、留守がちなので、事前にご連絡お願いいたします。


03-3886-6271
伊東金属製作所
info@itokinzoku.co.jp
東京都足立区足立2-34-2




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