ベルト・バックル修理 革漉き・裁断 伊東金属製作所

革ベルトやバックルの修理、革漉き、革の型抜きその他、幅広く紹介して行きます。

グッチ バックルのギボシ修理

2016-09-09 09:49:48 | グッチ修理

グッチのベルト修理です。
栃木県のお客様からのご依頼で、ベルトを使う予定があるとのことで、
特急対応での修理となりました。


今回はギボシも残っているので、このまま使います。
バックルには瞬間接着剤の跡が見られます。
作業を妨げる部分は取り除きますが、完全には除去できないので、
接着剤の跡は残ってしまいます。
どのみちアロンアルファとかでは無理なので、
できれば、そういったことをせずに修理したほうが、きれいに仕上がります。
ただ、気持ちはわかります。。


残っているギボシにネジを埋め込みます。
バックル側にも当然ネジを切ります。
このときにアロンアルファついたところにドリルで切りこむと・・・


焦げたアロンアルファって、結構臭いんです><



修理完了です。
ベルトの穴の形状が良くなかったので、そちらも修正しました。
このままだとまた折れますので。
周りに付いたアロンアルファは、除去できないです。
バックルが傷ついてしまうので。
ギボシの修理は3780円(税込み)になります。


余談ですが、最近多いのが、このお客様ではないですが、
わたしのブログを見て、これなら自分でできそう!
って、修理を試みて失敗した揚句、持ち込んでくるお客様がいらっしゃいます。
もちろんご自分のベルトですので、自分でやってみようとか、
お金がもったいないとか、理由はいろいろあると思います。

ただ、失敗してしまうと、修理できるものもできなくなってしまったり、
修理できても、仕上がりが悪くなったりすることがほとんどです。

わたしもいろいろな失敗を繰り返して、独自に得たノウハウで修理しています。
たぶん、一発目では成功しないような作業も多々あります。

それと、やはり商売なので、
修理の要の部分は、写真に撮らないし、紹介もしないですw

なので、ブログを見て、真似できそうって思っても、
正直、お勧めはしないです。。。



ベルト、バックルの修理見積もり依頼は、メールかLINEで、
画像を添えてお願いいたします。
土日はお休みをいただいてますが、LINEだと返信するかも知れませんし、
しないかもしれませんw
直接お電話いただいても構いませんが、
画像が無いと、ほとんどの場合、話が進みません。
○月○日のブログと、全く同じもの!
とかでしたら、お電話でも結構です。


03-3886-6271
伊東金属製作所
info@itokinzoku.co.jp
東京都足立区足立2-34-2



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