ベルト・バックル修理 革漉き・裁断 伊東金属製作所

革ベルトやバックルの修理、革漉き、革の型抜きその他、幅広く紹介して行きます。

ディーゼル ベルト修理 バックル破損

2017-08-02 08:04:24 | ディーゼル修理

ディーゼルのベルト修理です。
バックルのピン折れです。
ディーゼルは亜鉛を使っているので、もろいんですね。
ピンの付け根が折れて紛失です。
紛失していなくても、再利用できませんがね。

亜鉛は経年でももろくなります。
それは個体差もあるのですが、製造時に出るガスの抜き加減だとも言われています。
古くなった亜鉛は、手でポキッと、割り箸折るより簡単に折れてしまうものがあります。


真鍮のピンを取り付けました。
このピンは折れたりしないです。


裏面です。


もう一本、ディーゼルのピン折れが、他のお客様から同じ修理できています。


こちらも真鍮のアンティックゴールドメッキのピンを取り付けました。
先ほどのは、黒ニッケルメッキですね。
ピンの修理代は2700円です。


最後もディーゼルですが、これはトップバックルと言います。
こちらは北海道のお客様からです。
ベルトを連結する金具が折れてますが、これも亜鉛を使っているのが原因ですね。
亜鉛は量産するとコストが安いですからね。
ルイヴィトンに代表されるような、トップブランドになると当然使いません。
もちろん上代が違いますから、コストも掛けられるんですがね。
亜鉛はこうなるのがわかっているので、何万円もするようなブランドでは絶対使いません。
良くあるのが、コピー品ですね。
あれも亜鉛です。
亜鉛と真鍮だと製造方法が異なるので、見ればすぐにわかります。


トップバックル裏面です。


真鍮材で部品を作って、黒ずんだシルバーで簡易メッキしました。
かなりなじんでいると思います。
修理代は3240円です。


修理受付は、メールかLINEのみになります。
お電話では状態が確認できないので承れません。
毎日何本かお電話あるのですが、すべてお断りしています。
また、突然、持込でいらっしゃっられても、直せない、作れないものもありますので、
こちらもご遠慮ください。
必ず事前に画像を送ってからいらしてください。


伊東金属製作所
info@itokinzoku.co.jp
東京都足立区足立2-34-2
LINE ID:itokinzoku






コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Gucci 交換用ベルト作成  | トップ | TUMI ベルト修理 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ディーゼル修理」カテゴリの最新記事