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【COGHCC聖書通読】 2017/05/10

2017-05-10 07:45:17 | 一日一章・聖書通読日記
エステル記 9:1-2
「十二月すなわちアダルの月の十三日、王の命令と詔の行われる時が近づいたとき、すなわちユダヤ人の敵が、ユダヤ人を打ち伏せようと望んでいたのに、かえってユダヤ人が自分たちを憎む者を打ち伏せることとなったその日に、 ユダヤ人はアハシュエロス王の各州にある自分たちの町々に集まり、自分たちに害を加えようとする者を殺そうとしたが、だれもユダヤ人に逆らうことのできるものはなかった。すべての民がユダヤ人を恐れたからである。」

モルデカイがユダヤ人を根絶やしにしようと定めたその日は、逆にユダヤ人に立ち向かって敵対する者を滅ぼす日となりました。そのためペルシャの人々はユダヤ人を恐れ、災いが自分の身に及ばないよう、ユダヤ人に害を加えようとする者はいませんでした。神様は主に聞き従う者を絶体絶命の危機から救い出すばかりか、圧倒的な勝利をもたらして大逆転を成し遂げてくださいます。ピンチをチャンスに変えてくださる神様に心から信頼し、いかなる困難をも恐れることなく、信仰によって乗り越える勝利の人生を歩ませていただく私たちでありますように。

http://bible.com/81/est.9.1-2.ja1955

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エステル記 9:5-6, 10, 14
「そこでユダヤ人はつるぎをもってすべての敵を撃って殺し、滅ぼし、自分たちを憎む者に対し心のままに行った。 ユダヤ人はまた首都スサにおいても五百人を殺し、滅ぼした。

すなわちハンメダタの子で、ユダヤ人の敵であるハマンの十人の子をも殺した。しかし、そのぶんどり物には手をかけなかった。

王はそうせよと命じたので、スサにおいて詔が出て、ハマンの十人の子は木に掛けられた。」

ペルシャの首都スサにいたユダヤ人たちは、自分たちを皆殺しにしようと企んだアガグ人ハマンの10人の子と敵対勢力を滅ぼし尽くしました。更にアハシュエロス王の命令によりハマンの10人の子は木に掛けられ、ペルシャの人々の前に晒し者とされて、イスラエルに敵対する者の哀れな結末として見せしめとなりました。

これはかつてイスラエル初代の王サウルが欲望に目がくらみ、主のご命令に反してアマレク人の王アガグを根絶やしにしなかった失敗からの回復を意味します。もしサウルが主のご命令通りアガグを滅ぼしていたら、このような危機は訪れなかったのです。しかし主はエステルの勇気ある行動を通して過去の失敗から立ち直らせてくださいました。私たち人間は失敗を犯しますが、神様は必ずやり直す機会を与えてくださいます。そのとき人を恐れることなく主に従うことのできる者が、真の栄光と祝福を勝ち取ることができます。

http://bible.com/81/est.9.5-6,10,14.ja1955

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エステル記 9:20-22, 26-28
「モルデカイはこれらのことを書きしるしてアハシュエロス王の諸州にいるすべてのユダヤ人に、近い者にも遠い者にも書を送り、 アダルの月の十四日と十五日とを年々祝うことを命じた。 すなわちこの両日にユダヤ人がその敵に勝って平安を得、またこの月は彼らのために憂いから喜びに変り、悲しみから祝日に変ったので、これらを酒宴と喜びの日として、互に食べ物を贈り、貧しい者に施しをする日とせよとさとした。

このゆえに、この両日をプルの名にしたがってプリムと名づけた。そしてこの書のすべての言葉により、またこの事について見たところ、自分たちの会ったところによって、 ユダヤ人は相定め、年々その書かれているところにしたがい、その定められた時にしたがって、この両日を守り、自分たちと、その子孫およびすべて自分たちにつらなる者はこれを行い続けて廃することなく、 この両日を、代々、家々、州々、町々において必ず覚えて守るべきものとし、これらのプリムの日がユダヤ人のうちに廃せられることのないようにし、またこの記念がその子孫の中に絶えることのないようにした。」

今でもイスラエルの祝祭日の一つにユダヤ暦12月14日に行われる「プリムの祭り」があります。これはエステル記のこれらの出来事を記念する祭りで、その日ユダヤ人たちは仮装し、またエステル物語の寸劇を行って、エステルの勇気をたたえ、また神様の奇跡の素晴らしさを忘れないように代々行われてきました。

私たち人間は過去のことを忘れやすく、喜びも束の間、豊かな恵みに感謝する心もすぐに冷めてしまう愚かな者です。しかし私たちは神様の恵みを決して忘れてはなりません。聖書を単なる過去の物語として受け流すことなく、歴史から賢く学び、信仰の記念となるもの、たとえば救いの御言葉や受洗日などを覚えて大切に守り、恵みを恵みとして感謝する心を見失わないように心に刻みつける私たちでありますように。

http://bible.com/81/est.9.20-22,26-28.ja1955
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