京の話題

12000年以上続いた「平安京」の文化・寺社仏閣・お祭り等を紹介します。

4京の話題(平安京その456)全国にも有りますが、京都では、伝統的な、城南宮・湯立神楽

2013-01-21 00:05:14 | 京の話題

この季節、全国で「湯立神楽」(ゆたてかぐら)は神事は多く有ります。京都では、引っ越しの時にお札を授与される事で有名な方位の神様「城南宮」で1月20日にこの神事がとり行われます。「城南宮」の詳細は前記に手紹介しました。詳細はこちらで。http://blog.goo.ne.jp/itodoya/d/20111227

細かい事は抜きにして、幕末に「鳥羽伏見の合戦」でここも戦乱に巻き込まれました。(抜きにしてばかりですみません)

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同じ「湯立神楽」でも神社によってかなり違いますが、日本の伝統的な「神楽」」の形式の一つです。釜を湯立てて神事を行うのは全国共通です。釜で湯を煮えたぎらせ、その中に 「神米」「お神酒」等を入れて、榊で混ぜ、笹の葉を浸し、参拝者にかけます。その年の「無病息災」を祈願し、神殿に供えられた「福笹」を授与されます。

まず、釜にお湯を煮たてます。

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神前のお供えです。

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次に神官が神前にて祝詞(のりと)を上げます。

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お巫女(みこ)さん、4人が「扇の舞」皆さん、ものすごく別嬪さんです。

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お巫女さんの「鈴の舞」

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最後に見所は、巫女が、煮えたぎった釜に「神米」や「お神酒」を入れて、「榊」(さかき)でかきまわし、「福笹」にてこの釜のお湯をたっぷり浸して、参拝者にふりかけ、一年の「無病息災」を祈願します。(ここまでくるっと、神様が宿っているかも?)

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お巫女さんの大将かな?ここまでやるかと、感心・感心です。神様が乗り移っます。真に、有り難い神事です。

福笹の授与は1000円です。(別嬪さんの、お巫女さんばかり、うっとりと、福笹をお受けしました)

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欲どうしいしくも、この「福笹」をお釜の湯でで益々パワーアップです。

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神事は午後二時から一時間位です。途中は省略しました。見所、たっぷりです。難しいうんちくは無、神事には必要有りません。

神官のお祓いを受け、この有り難い湯立のお湯を笹でお巫女さんにかけてもらい、無料です。安い。この「城南宮」の駐車場は広く、駐車場も無料です。私の一押しの神社です。

伏見区中島羽離宮町