itchy1976の日記

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荻原浩『神様からひと言』

2010年04月24日 22時00分59秒 | 書評(その他著者)
神様からひと言 (光文社文庫)
荻原 浩
光文社

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今回は、荻原浩『神様からひと言』を紹介します。広告代理店をやめ、食品会社に再就職する主人公の佐倉の奮闘する様を描いたものである。食品会社の入社直後の会議で上司の末松とやりあって、お客様相談室に左遷された。プライベートでも彼女に逃げられたという出来事があった。お客様相談室のクレーム処理を一生懸命に励むことで、自分のあり方を見直していくのである。

サラリーマンの復活劇ということもあって、心温まる話だったと思う。中盤のヤクザみたいなクレーマーとお客様相談室の対決や終盤の会議での佐倉の攻撃はすごく面白く、スカッとした場面である。神様と言うものは、一生懸命に何かやっている人に取り付くものかな。

(P430)「会社はあんたの遊び場じゃない。社員はあんたのおもちゃじゃない。何の苦労もせずに手に入れた肩書きで、人に偉そうに指図するな。人の気持ちを操るな。他人の生活を脅かすな!」この食品会社の体質そのものだ。

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神様からひと言 クレーマー 光文社文庫 広告代理店
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