![]() | ちょいな人々荻原 浩文藝春秋このアイテムの詳細を見る |
今回は、荻原浩『ちょいな人々』を紹介します。7編の短編小説で、登場人物は全員憎めないなあという印象でした。真骨頂のユーモア小説集という印象ですね。いじめ電話相談室がいちばん好きな話ですね。
○各短編の紹介
・ちょいな人々:カジュアルフライデーに翻弄される中年の中間管理職の悲喜こもごもの話。おっさんは若い女性にかっこいいといわれるとその気になりますよ。
・ガーデンウォーズ:隣同士に住む、ハーブ作りにはまった主婦と、妻に先立たれた老人。その二人の間でバトルをすることになる。
・占い師の悪運:脱サラして占い師になる話。次第に人気占い師になるのだが、それはいつまで続くのだろうか。
・いじめ電話相談室:単なるお役所仕事の電話相談者である聡子が、相談者の悩みを聞いているうちに放っておけなくなり、いじめ問題を様々な手段で解決しだす話。また、解決していくにつれて、聡子はその職場でいじめに会うのである。この話がいちばんスカッとして好きな話である。
・犬猫語完全翻訳機:犬や猫が翻訳機を通して言葉をしゃべるという機械「ワンニャンボイス」を使ってみた話。犬や猫が本音でしゃべるとなると耳が痛い話になるんじゃないかな。飼い主の思い上がりだと気づくであろう。
・正直メール:音声認識型に加えて、感情読み取り補正機能をつけた携帯電話「フィンガレスホン」を使ってみた話。他人の本音なんか知りたくないですよね。
・くたばれ、タイガース:結婚前のカップルの、彼氏が熱狂的な阪神ファン、彼女の父親は巨人ファン。彼氏が彼女の家を訪問することになり、結局テレビによる野球観戦をすることになる。ありがちな話ではある。
※ほかの荻原浩作品の書評はこちら













いじめ電話相談室は痛快でした。私も好きです( ̄▽ ̄)
おっしゃるとおり、身近にこういう人いそうですよね。でも、可愛くて憎めない。
>いじめ電話相談室は痛快でした。私も好きです( ̄▽ ̄)
→わたしも「いじめ電話相談室」が好きです。確かに痛快でしたね。
これからもよろしくお願いします。
同じイジメでも「コールドゲーム」は辛い内容でした
>「ママの狙撃銃」みたいで爽快ですね
→結局いじめを自分で解決するわけですから爽快ですよね。職場内でいじめられる結果になりましたが、それも自分で解決しましたからね。
>同じイジメでも「コールドゲーム」は辛い内容でした
→こちらは読んで入るんですが、レビューは書いてないです。結局つらい内容になりましたよね。
これからもよろしくお願いします。