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森健『グーグル・アマゾン化する社会』

2006年11月02日 23時53分52秒 | 書評(新書)
グーグル・アマゾン化する社会

光文社

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今回は、森健『グーグル・アマゾン化する社会』を紹介します。現在の社会は、情報のチャネルなどどんどん多様化しているにもかかわらず、一極集現象が見られるという。その原因にインターネットか深くかかわっているのではないかという。その現象がどうして起こるのかを各章で論じている。本書では、今こういう現象が起きているよという紹介をしているに過ぎない。

web2.0とは、ユーザーが参加できること、ユーザーが提供したデータに基づく膨大なデータベースによって構成されるサービスのことを言う。その具体例が、googleやamazonやオープンソースやblogなどである。それが、3章amazon,4章googleのところで記載されている。要は、それらのサービスは、ユーザーをうまく取り込むようにできていることが分かる。

多様化されている中でも、なぜ一極集中が起きるかを、ネットワーク理論から説明している。ネットワーク自体に魅力があれば、そのハブ同士が密着に結びつく。後発であっても、魅力があれば、ネットワークとして結びつく。それが、幾重にも結びついたら、集中することになりえる。また、各種情報峻別化機能(パーソナライゼーション、アラート機能など)は、情報の一極集中をもたらすことになる。

web2.0社会になると、情報の接し方においても、いろいろ社会に影響を与えることになるだろう。意見の合わない人を排除し、自分の意見のあった人同士で極端な思想に走るという集団分極化が進んだり、発言権の大きい人の意見に引きづられる沈黙の螺旋という現象が起きたりして、結果的に一極集中現象が起きることになる。ここで課題となっていくのが、情報にどうやって多様性や異質性を取り入れていくことであろうか。
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