![]() | 真夏の方程式 |
| 東野 圭吾 | |
| 文藝春秋 |
今回は、東野圭吾『真夏の方程式』を紹介します。久しぶりのガリレオシリーズですね。ミステリーとしてはあっさり目だとは思いますが、ガリレオ先生と子どものふれあいなんていうのは今までとは違うし、環境と科学技術のつきあい方は福島第一原発の事故なんかがあったので何か考えさせられるものがあった。今までのガリレオシリーズとは違う印象を持った。私はガリレオシリーズの中ではいちばん良かった作品だと思う。また、今年刊行された加賀恭一郎シリーズの『麒麟の翼』よりは数段読みごたえがあった。ガリレオシリーズらしい科学的なミステリーという感じじゃないけど、最後の子供に対するガリレオ先生の思いやりについては良かったんじゃないかな。
ただ、ヒステリックに環境保護を訴えたとしても、なかなか受け入れられないのは、経済成長であったり便利な生活とのトレードオフがあるからなんだろう。それに環境保護を訴える人たちは、経済のみならず社会全体をマクロな眼で見ることが出来ずに、自分達の考えだけを押し付けるというように視野が狭いなという印象がある。社会全体の流れを見ていていまいち原発反対運動に共感できないなと思っている。長期的には、原発廃止に向かってほしいと思っているが、短期的には定期点検中の原発を順次稼動しないといけないんじゃないかな。節電の意識があっても、原発を稼動しないがゆえに日本中で計画停電が起きるという世の中がいいはずはないと思う。ここで、日本のエネルギー政策について考えるきっかけにしてほしいと切に願う。













湯川先生と恭平少年の交流はとても温かいものを感じましたね。湯川先生の新たな魅力を感じることができました。
ミステリーとしてもとても面白かったと思います。今回は内海薫がなかなかの活躍ぶりでよかったですね。
僕はガリレオシリーズでは「容疑者Xの献身」の次に好きな作品となりました。近年発表された作品の中ではダントツに良かったです。
密かに映像化も期待してるのですが…。
ガリレオシリーズを読んでおいでの方の感想、参考になりました。
>湯川先生と恭平少年の交流はとても温かいものを感じましたね。
→ガリレオ先生は確か子どもが苦手だったと思うのですが、ガリレオ先生が少し成長してきたのかなとおもいます。
>密かに映像化も期待してるのですが…。
『麒麟の翼』の映画化よりはこちらの映像化のほうがいいですね。
これからもよろしくお願いします。
>ガリレオシリーズを読んでおいでの方の感想、参考になりました。
→ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。