![]() | 作家とは何か ――小説道場・総論 (角川oneテーマ21) |
| 森村 誠一 | |
| 角川グループパブリッシング |
今回は、森村誠一『作家とは何か ――小説道場・総論』を紹介します。2時間ドラマである「棟居刑事シリーズ」「終着駅シリーズ」などで有名な森村誠一氏が作家になる心構えを書いたのが本書です。
第5章の総論を使って本書をまとめたい
一、作品の拡大再生産
・作品からアニメ化、映像化、舞台化、翻訳等を通じて原作の第二次受け取り手が増える
ニ、作者の欲望
・表現欲ー自分の胸の内にある作品世界を表現したい
・表現欲がないものは作家には向かない
三、作家と権力
・権力の甘みと作品の表現の甘みは異なる
四、作家の荷物
・作家の執筆を妨げるものは、全て荷物
・作家は荷物の重量をバネにして作品を生む事もある
・作家にとって無駄なものは一つもない
五、インターネット
六、作家の仲良しクラブ、群と孤独
・作家の自由意志
七、作家の財産
・作品ー文芸的価値
八、上昇気流と下降気流
・上昇気流に乗っているとき自分の力を過信しない事
・逆風のときでも、めげずに書き続ける事
九、好奇心
・作家の源泉力ー向学心、探究心→観察、調査する源泉
十、第一読者
・編集者との出会いが運命を決める
十一、異性
十二、定年
・作家には定年もなければ、余生も老後もない
本書は具体的な書き方についても話はない。あくまで、作家になる心構えを書いた本だということを認識すべきだ。ハッキリ行って作家って何でもありなんだろうね。医者出身から、弁護士出身、サラリーマン出身、無職まで才能さえあればデビューができるわけなんだが、生存競争に残らないと次はないということできびしいですね。














