itchy1976の日記

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東野圭吾『宿命』

2006年09月27日 23時45分17秒 | 書評(東野圭吾)
宿命

講談社

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今回は、東野圭吾『宿命』を紹介します。あるとき、殺人現場に出くわしたときに、運命的に再会することになる。一方は、殺人の容疑者として、他方は警察官として再会することになる。また、その容疑者の妻は、警察官の元恋人だったということで、いろんなところで、運命の糸があるんだなといった感じでしょうか。帯に書かれている、「ラストを先に読まないでください」は大げさすぎるかもしれない。それでも、序章から順に読み薦めてみると、ラストの良さが徐々に染み渡るかもしれない。犯人探しよりも、宿命という題名にこめられた意味を理解するのがいい読み方のような気がする。

「重要なのは、自分にはどういう宿命が与えられているかだ」という言葉がすごく気になるわけだが、瓜生晃彦は、いままで父の代からやってきた人間の感情をコントロールするという人体実験の被害者を守るという宿命を与えられたのだろう。その宿命を果たすためには、いろいろと犠牲を払ったのかもしれない。晃彦の人生は、宿命を果たすことのみによって生きることになる。そういうことになると、2度目に読むときは、出だしの晃彦の印象もがらっと変わってしまうな。全てを卓越しているような印象を改めて持つことになるだろう。

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4 コメント

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私の通勤読書メモ (しげぞう)
2010-01-28 23:03:21
コメントとトラックバックありがとうございました。お言葉に甘えて、こちらからもトラックバックをさせていただきました。
よろしくお願いします。
Re:私の通勤読書メモ (itchy1976(当サイト管理人))
2010-01-28 23:25:02
しげぞう様コメントありがとうございます。

これからよろしくお願いします。
私の通勤読書メモ (しげぞう)
2010-02-05 22:29:21
おかしいですね。トラックバックがうまく行かなかったようです。もう一度やってみました。お手数かけています。
Re:私の通勤読書メモ (itchy1976(当サイト管理人))
2010-02-05 23:09:46
しげぞう様コメントありがとうございます。

TBが受信できないみたいですね。私のほうでフィルタリングをしているわけではないですから、しげぞう様のブログ(seesaa)とgooブログで何か相性が悪いんでしょうかね。何が悪いのかはわからないですね。わざわざ、リトライしてもらいありがとうございます。

ただ、seesaaブログでも、TBの受信ができているケースもあります。

これからもよろしくお願いします。

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