おばあちゃんの彫金道具 PART2

先日からのＰＣトラブルでバタバタしてしまいブログ書く所じゃなかったのがようやく終わりそうなんで・・・久々にブログ書きます。このトラブル内容は次回書きます。


書こう書こうと思っていたおばあちゃんに彫金道具もらいにいったことです。

若かりし頃趣味で彫金をやっていたというおばあちゃんです。
っていっても戦後の話なんで、庶民は食う事で精一杯なこの時期に彫金やる事自体かなりマイナーというかリッチというか、まあそれほど熱意があったのは確かでしょう。

↑おばあちゃん宅前にて。おばあちゃんとツーショット。
８０代とは思えないほどしっかりしている。いつまでも手先使う人はボケないってほんとだねしかし。つい最近まで鎌倉彫り（木彫り）やってたって言ってた。

家の中にもお邪魔させていただいたんですが、おじいちゃんと二人暮しだそうで。このおじいちゃんがまた一風変わった人で世界各地の民族研究をする人である。今も研究所に通っている。家の中には民族っぽい木の彫物やら、楽器やらが所狭しとあった。

数枚だがパプアニューギニアの民族写真ももらった。
自分の興味あること、好きな事に真直ぐ生きてこられた、というご夫婦である。

お子さんは授からなかったようです。まあ、だから夫婦で趣味に生きることが出来たのかも知れない。それにしても今でこそ趣味に生きるなんて珍しくないが、戦後の時代に好きに生きるということは、それなりに世間の目は決して温かくないというか、風当たりも強かったんじゃないかなあ、とも思った。

そんなおばあちゃんと話していてなんとなく思ったのは、自分に真直ぐ生きるということはカッコイイなあ、という事でした。
自分が本当にやりたいと思うことだけをやり続ける。正にそれを体現してきた夫婦である。


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