とうとう衆院強行可決。禍根と後悔が残ります。

　共謀罪を新設する組織的犯罪処罰法改正案が、今日夕方、多くの国民の反対を押し切って、衆議院で強行的に採決され、可決されてしまいました。
　田原総一朗さんがTVの報道番組で、「これまで三度も廃案になったのは、自民党内に批判勢力や反主流派があって、自民党内でも反対があったから。今は全員が安倍首相のイエスマンになってしまったから、自民党内に議論が全くないから」と仰っていましたが、そのとおりだと思います。もちろん野党に力が無いことも事実ですが。
　しかし、諦めずに反対の、抗議の声を挙げ続けていかなければなりません。安保法制でも、共謀罪でも、憲法改正でも、この国がどの方向に向かっているのか、止めることができるのは、国民一人ひとりの強い意志と声です。
　函館では、今日も廃案目指して抗議集会を行いました。３週続けての集会ですが、毎回多くの皆さんが参加し、抗議の声を挙げ続けています。