花瓶のお花が枯れたので今日はカーネーションを買ってきました。一年中出回っていますし、花持ちがよく値段も手ごろなので気軽に買えます。
私が求めたのは淡いピンク色のやや小型のカーネーション。柔らかい色彩にすると自己主張が激しくないので見ていて気持ちが和みます。
◆ カーネーション ナデシコ科 ナデシコ属
学名:Dianthus caryophyllus

原種はヨーロッパ南部の原産だそうですが、中国原産のセキチクとの交雑などで現在の園芸種が育成されたそうです。香りが良くて花を活けてある部屋に入ると甘い香りが漂っています。
カーネーションは昔ローマに住んでいた美しいギリシャ人女性、ソニクスの生まれ変わりだと云う話があります。学名の Dianthus は「花の中の花・神の花」と云う意味を持ち、カーネーションは神聖な花!
ソニクスはカーネーションの冠作りの名人で、いつも太陽神アポロンの祭壇を美しく飾っていました。しかし彼女を妬む者のために殺されてしまいます。アポロンは日頃の彼女の行いに感謝し、ソニクスを虹色に輝くカーネーションに変え弔いました。

愛らしくて、しかも素晴らしい芳香をもつ花です。「母の日」には赤い花、亡くなっている場合は白い花を・・・・という習慣はアメリカ生まれですが、日本でもすっかり定着しました。
実は私は「母の日」にカーネーションを母に贈ったことは1度もありません。てれてしまった事もあり、花に自分の思いをその他大勢と同じように託すと云うのも何だかわざとらしいし、安易すぎるような気がして抵抗があったためですが、母は娘から贈られる事を望んでいたかな?
親子共にあまり素直じゃありませんから、私が赤いカーネーションの花束を贈ったら、多分母も「まあ、キザ!」と思った事でしょう。
母のお棺の中には白いカーネーションをたくさん入れました。










