嵐が過ぎ去り、
こんなに澄んだ空を見上げると、
あの日の夜を思い出す。
あの日も、
さっきまでの嵐が嘘のように、
空は晴れ渡り、
満月が出ていた。
澄んだ空に、
小さく浮かぶ雲、
街灯よりも眩しい月が、
戦いを終えた私たちを静かに見守っていた。
あぁ、終わった。
終わったんだなって、
脱力感でその場に立ちすくんだ。
脱力感に心地良さすら感じた。
どーもー。
みなさん、こんにちは。
大変長らくお待たせしました。
ついにこの日が、
ついに奥華子祭り回想記の最終章を綴る日がやってきました。
だから、
出だしはちょっと小説ちっくに始めてみました。
と言いつつも、
あまり本を読むことを得意としない私にとっての小説ちっくとは、
一般の方のそれとズレている可能性はありますが。
どうか大目に見てください。
~百年後、またこの場所で~
(↑副題なんか付けてみたりしてw)
『タイムカード』を歌い終え、
先程途中で終わってしまった『空に光るクローバー』を歌い直すことになった。
やっぱり歌詞が曖昧だということで、
「分かる人は一緒に歌って下さ~い」と奥さん。
ここでいつもなら、
よし来たー!!!となるとこだが、
実はこの曲はあまり聞き込んでおらず…。
アルバムを聴くときも飛ばしてしまう曲であった。
あぁあ、こんなときの為にもちゃんと聴いておかないとな、熱狂的ファンを名乗ることが難しくなる。それは困る。
結局、私の鼻歌は奥さんの役には立たず……終わった。
でもみんなで歌っている感を少しは出せたと思いたい。
ここは今回の大きな反省点である。
続いて、
『雲より遠く』
『灯-ともしび-』
聴かせるナンバーってやつで感動、
いよいよ次で最後の曲となった。
歌の前に、
舞台の後ろの壁から白い大きな布が下りてきた。
お!!あれは~!!
この日、奥華子祭りに参加したみんなのサインが書かれた白い布。
一枚でも大きな布。
それを数枚繋ぎ合わせてもっと大きな布になっていた。
その傍らに、もう一枚の白い布。(これはきっと、遅れてサインを書いた我々の分だろう。。)
たくさんのサインが書かれた布もそろった。
奥さんは嬉しそうだ。
そして始まった。
『Happydays』
ギュウギュウ詰めのテントの下。
もちろん全員スタンディング。
奥華子祭り最後の一曲。
その場にいたファン全員が熱くなっていた。
「一緒に歌える人歌ってくださ~い」
とのことだったので、
待ってましたー!!と気合いを入れた。
この日まで、毎日毎日通勤中に歌っていただけのことはあり、
ラララはもちろん、
歌詞もバッチリ。
奥さんやファンの方たち全員で大合唱。
奥さんはみんなに、
会場のみんなは奥さんに、
この熱い想いを届けようと大きな声で歌った。
そこにいたみんなが一つになった感じがした。
楽しかった。
うん、やっぱり何度思い返しても楽しかった。
最初から最後までずっと楽しかった。
楽しかったって言葉じゃ足りないかも知れない。
でも、読書の苦手な私にはこれ以上の表現が難しく…申し訳ないです。
奥華子祭り最大の盛り上がりを見せた『Happydays』が終わり、
本当の終わりがやって来た。
津田沼のお兄さんこと角原さんも登場。
ファンの方から花束のプレゼントもあった。
奥さんは本当に嬉しそうだった。
というか、泣きそうだった。
泣いてたかなぁ。
肝心なところでまた記憶がw
そしてまた私は思うのでした。
奥さん、すごいやぁ。
やっぱり心って大切なんですよね。
ん?唐突過ぎるかな。
いつも思う。
歌も好きだけど、
きっと私は奥さんの心意気が見たくてライブに行っているんだと。
(まぁ、そんなこと言って本当は、少しでも会いに行きたいからなんだけど。)
私も奥さんみたいになりたいな。
っていうのがホンネです。
なんというか、
誠実に生きていきたいなって。
最後、どうやって幕を閉じたかはよく覚えていない。
ただ、また絶対来ます!!という思いで、
これでもかというくらいの拍手をして奥さんを見送ったことは覚えている。
奥さんが退場しても会場の熱はしばらくそのままだった。
サインの白い布をみんな一生懸命写メっていた。
なかなか面白い光景。
もちろん私も加わっていたのだが。
ステージ前にたくさんの人が集まっていた。
上手く写メも撮れないので引き上げることにした。
ステージから数歩離れ、
どんどん離れ、
人もまばらになったところで立ち止まった。
深くため息をつく。
あぁ、終った。
どっと体に重さを感じた。
なんとも言えない喜びで満たされた重さかもしれない。
月明かりがそんな私を照らしていた。
月を見つめ返す私は、
それこそドラマの主人公になった気分だ。
主人公気分のまま、
私は一人小さくつぶやいた。
誰にも聞こえないくら小さく。
「よし、帰るか~!!」
そして再び歩き出した、明るい未来に向かって…。
(笑)
~完~
奥華子祭り回想記、
記憶は曖昧で、
内容は飛び飛びですが、
最後まで読んでいただいた方々、
本当にありがとうございました。
気持ちを文章にすることで、
なんで奥さんが好きなのかとか、
やっぱり楽しかったんだということとか、
自分に必要なこととか、
なりたい自分とか、(←奥さん??)
なんとなぁ~く分かってきました。
ま、なんとなくですが。
皆さま、お付き合いありがとうございます。
ちなみに、奥さんネタは今後も続きます。
そこに奥華子さんがいる限り…w
こんなに澄んだ空を見上げると、
あの日の夜を思い出す。
あの日も、
さっきまでの嵐が嘘のように、
空は晴れ渡り、
満月が出ていた。
澄んだ空に、
小さく浮かぶ雲、
街灯よりも眩しい月が、
戦いを終えた私たちを静かに見守っていた。
あぁ、終わった。
終わったんだなって、
脱力感でその場に立ちすくんだ。
脱力感に心地良さすら感じた。
どーもー。
みなさん、こんにちは。
大変長らくお待たせしました。
ついにこの日が、
ついに奥華子祭り回想記の最終章を綴る日がやってきました。
だから、
出だしはちょっと小説ちっくに始めてみました。
と言いつつも、
あまり本を読むことを得意としない私にとっての小説ちっくとは、
一般の方のそれとズレている可能性はありますが。
どうか大目に見てください。
~百年後、またこの場所で~
(↑副題なんか付けてみたりしてw)
『タイムカード』を歌い終え、
先程途中で終わってしまった『空に光るクローバー』を歌い直すことになった。
やっぱり歌詞が曖昧だということで、
「分かる人は一緒に歌って下さ~い」と奥さん。
ここでいつもなら、
よし来たー!!!となるとこだが、
実はこの曲はあまり聞き込んでおらず…。
アルバムを聴くときも飛ばしてしまう曲であった。
あぁあ、こんなときの為にもちゃんと聴いておかないとな、熱狂的ファンを名乗ることが難しくなる。それは困る。
結局、私の鼻歌は奥さんの役には立たず……終わった。
でもみんなで歌っている感を少しは出せたと思いたい。
ここは今回の大きな反省点である。
続いて、
『雲より遠く』
『灯-ともしび-』
聴かせるナンバーってやつで感動、
いよいよ次で最後の曲となった。
歌の前に、
舞台の後ろの壁から白い大きな布が下りてきた。
お!!あれは~!!
この日、奥華子祭りに参加したみんなのサインが書かれた白い布。
一枚でも大きな布。
それを数枚繋ぎ合わせてもっと大きな布になっていた。
その傍らに、もう一枚の白い布。(これはきっと、遅れてサインを書いた我々の分だろう。。)
たくさんのサインが書かれた布もそろった。
奥さんは嬉しそうだ。
そして始まった。
『Happydays』
ギュウギュウ詰めのテントの下。
もちろん全員スタンディング。
奥華子祭り最後の一曲。
その場にいたファン全員が熱くなっていた。
「一緒に歌える人歌ってくださ~い」
とのことだったので、
待ってましたー!!と気合いを入れた。
この日まで、毎日毎日通勤中に歌っていただけのことはあり、
ラララはもちろん、
歌詞もバッチリ。
奥さんやファンの方たち全員で大合唱。
奥さんはみんなに、
会場のみんなは奥さんに、
この熱い想いを届けようと大きな声で歌った。
そこにいたみんなが一つになった感じがした。
楽しかった。
うん、やっぱり何度思い返しても楽しかった。
最初から最後までずっと楽しかった。
楽しかったって言葉じゃ足りないかも知れない。
でも、読書の苦手な私にはこれ以上の表現が難しく…申し訳ないです。
奥華子祭り最大の盛り上がりを見せた『Happydays』が終わり、
本当の終わりがやって来た。
津田沼のお兄さんこと角原さんも登場。
ファンの方から花束のプレゼントもあった。
奥さんは本当に嬉しそうだった。
というか、泣きそうだった。
泣いてたかなぁ。
肝心なところでまた記憶がw
そしてまた私は思うのでした。
奥さん、すごいやぁ。
やっぱり心って大切なんですよね。
ん?唐突過ぎるかな。
いつも思う。
歌も好きだけど、
きっと私は奥さんの心意気が見たくてライブに行っているんだと。
(まぁ、そんなこと言って本当は、少しでも会いに行きたいからなんだけど。)
私も奥さんみたいになりたいな。
っていうのがホンネです。
なんというか、
誠実に生きていきたいなって。
最後、どうやって幕を閉じたかはよく覚えていない。
ただ、また絶対来ます!!という思いで、
これでもかというくらいの拍手をして奥さんを見送ったことは覚えている。
奥さんが退場しても会場の熱はしばらくそのままだった。
サインの白い布をみんな一生懸命写メっていた。
なかなか面白い光景。
もちろん私も加わっていたのだが。
ステージ前にたくさんの人が集まっていた。
上手く写メも撮れないので引き上げることにした。
ステージから数歩離れ、
どんどん離れ、
人もまばらになったところで立ち止まった。
深くため息をつく。
あぁ、終った。
どっと体に重さを感じた。
なんとも言えない喜びで満たされた重さかもしれない。
月明かりがそんな私を照らしていた。
月を見つめ返す私は、
それこそドラマの主人公になった気分だ。
主人公気分のまま、
私は一人小さくつぶやいた。
誰にも聞こえないくら小さく。
「よし、帰るか~!!」
そして再び歩き出した、明るい未来に向かって…。
(笑)
~完~
奥華子祭り回想記、
記憶は曖昧で、
内容は飛び飛びですが、
最後まで読んでいただいた方々、
本当にありがとうございました。
気持ちを文章にすることで、
なんで奥さんが好きなのかとか、
やっぱり楽しかったんだということとか、
自分に必要なこととか、
なりたい自分とか、(←奥さん??)
なんとなぁ~く分かってきました。
ま、なんとなくですが。
皆さま、お付き合いありがとうございます。
ちなみに、奥さんネタは今後も続きます。
そこに奥華子さんがいる限り…w