一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1806   春寒や消へなむとする薪を継ぐ

2017年03月17日 | 

 先日、養老孟司先生がお出でになった。「先生、昔『バカの壁』を読みましたが、よく分かりませんでした」「よく、そう言われます」

 最近、テレビに脳科学者として茂木健一郎さんや中野信子さんがよく出ているが、脳科学の元祖は、やはり養老孟司先生だろう。

 「先生、バカの壁は頑丈で、私などにはとても向こうに行けそうもありませんが、もう一度読み返してみます」「・・・・・・・」

 話は変わりますが、「はやい」には、早いと速いがある。当然、「おそい」にも二つあるだろうと調べたら、やはりあった。晩いと遅い。しかし、「晩い」は、余り使われていないようである。

 早い朝「早朝」はあるが、遅い夕べ、遅い夜に匹敵する言葉はなく、「晩」そのものが「夕べ」と同義なのだ。「今晩は」この夜は遅いのか早いのか。日本語は、面白い。

キンカン(金柑)

コメント
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