桜はとうに散って葉が繁りその後に続くように
今はタンポポや藤や花水木など辺りはたくさんの花盛りとなっています。
4月半ば過ぎのお稽古でしたが季節を先取りして今回は端午の節句を意識した取り合わせです。
メンバーの方が持ってきてくださった白山吹とシュッと伸びたつぼみは「一初」(いちはつ)というアヤメ科の花。この日はまだ花は開かず、数日後にようやく薄い紫いろの花が開きました。
裏千家淡々斎好みの鯉のぼり香合。
菓子に付いた銘は「初蝶」
前回から続いて長板を使った濃茶点前で炉のお稽古を締めました。
この所薄茶のお稽古続きで濃茶は久しぶりだったためか、茶入の扱いや中蓋・中仕舞いなど濃茶の所作を最後にもう一度じっくりできたのはよかったと思います。
これで炉の季節のお稽古は終了し来月からは風炉に切り替わります。
また基礎から頑張りましょう。