逸性の誓(いっせいのせい)

都内在住、会社経営、美帆の私生活ブログ

死にたい?

2005-11-18 14:04:37 | Weblog
なんだか死にたくて仕方が無い。
生きていることに疲れた。

そんな言葉をネットや新聞で見るたびに
なにいってんだ、甘ったれやがって。と思っていたけれど
今は本当に上記と同じ気持ちだ。

べつに死にたい大きな原因があるわけではない。
とにかくなんだか死にたいと思う。気力が出ない。
欝かな、と思うがよく分からない。
調子がよい日と悪い日の差が激しいから躁鬱かな。

いまはとにかく何もしたくないから
正式には死ぬことすらしたくない。ずっと部屋で一人っきりで
ネットをやったりベッドで本を読んだりして過ごしたい。

Tくんは少しずつよくなって来ている。
私は悪くなっている。朝起きると、このまま寝ていようと思う毎日。
社長というプレッシャーなんかどうだっていい、
そんなんじゃなく、ただ何もしたくない。平社員だったとしても
アルバイトだったとしても、とにかく何もしたくない。
この部屋にいたいのだ。引き篭もりの気持ちがよく分かる気がする。

リックの妻

2005-10-29 08:48:21 | Weblog
リックの妻が電話をして来た。
昨日は残業だと言って深夜に帰ってきたけど
あんたと一緒だったんじゃないか?と言われた。

あいにく、もうリックとは会っていない。
この状況で会ってセックスができるほど鬼畜じゃない。


昨日、渋谷の行きつけでクライアントと飲んだ。
接待というわけではないけれど、私を買ってくれている人への感謝。
赤カブのサラダと、明太子とフォアグラのテリーヌが絶品だった。
久々にスコッチをロックで。たまにはいいものね。
彼は36歳、社長だ。顔がいいわけではないが、雰囲気が紳士で素敵だ。

今度、系列会社を紹介してくれると言う。
どうしてこう、仕事だけはいつも上手くいってしまうのだろう。
好調すぎるほど好調で、収支計画の予想利益をはるかに上回っている。
スタート直後から、うなぎのぼりの成長を遂げている。

うちの会社の業種はどちらかというと個人業に近いので
フリーランス的な感覚も必要で、色々と難しい上に
いまは11名の従業員を抱えているし、もうしっちゃかめっちゃかだ。
でも、業績だけはどんどん上がっていく。
スタッフが優秀なのはもちろんのことだが、
私は前の会社の時からずっと運に味方されていた様に思う。

仕事運だけはある。金もある。
でも、何かが無い。沢山持っているものはあるけれど、
何か重要なひとつがいつも無い、満たされない。

それが何なのか分からない。誰か教えて。

私の顔

2005-10-23 00:15:46 | Weblog
私の顔、どんな顔だろう。
自分の顔を鏡で見ても、最近よくわからない。
化粧をしてもしなくても、私は私でない。他の誰かだ。

「社長、この件は・・・」と言われても
自分のことだという自覚が無い。
あるいは、「美帆、今度あそこの店・・・」といわれても
自分のことだと理解するのに時間が掛かる。

いったい、何だろう。
やはり、崇史の件が関係しているんだろうか。

崇史は今月いっぱい、仕事を休ませることにした。

なぜだか分からないけど、彼のことが以前より好きになった。
傷を負った私と近しい存在に見えたからなのか。
直の時には感じなかった。ただただ、懺悔の気持ちだけで
恋愛感情やその他の好意的な感情が倍増することは無かった。

こうやって、深夜に帰宅して朝出かける。
崇史にはあまり会えない。帰ると寝ていることが多いし。
彼はいたって冷静で、会社に出れると言う。
強がっているようにも見えない。むしろ私より毅然としている。

たまに彼が起きて待っている時
何度も抱き合って、愛を確かめるけど
存在の無い自分をどんなに彼に重ねても
美帆という人間が愛されているようには思えない。
だから、何度も抱き合って、朝になる。

どうなるんだろう、私は。

復活。ひっそりと続けるので見守ってください。

2005-10-22 04:10:48 | Weblog
私はもう、疲れてしまって。
ひたすらもう、疲れてしまって。

崇史の自殺未遂があって、直のことがフラッシュバックした。

あの日、近所のコンビニで、ストッキングと牛乳を買って
車の後部座席にそれを放り込んで。
家まではもう5分もかからない。へとへとで運転してた。

家に着くともう部屋は真っ暗になっていた。
きっと、崇史はもう寝てしまったんだって思ってた。
鍵を開けようとすると、鍵は掛かっていない事に気づいて
なんとなく嫌な予感がして。

部屋中を探した、崇史の姿を。
でもいなかった。
急いで崇史の携帯に電話したら、
バルコニーから呼び出し音が鳴った。

G線上のアリア。
携帯を鳴らしたままバルコニーへ飛び出すと
そこには崇史が倒れ込んでた。
吸わない筈なのに、タバコの吸殻がたくさんあって。

それからは良く覚えていない。思い出そうとすると
吐き気がして止まらない。
崇史は、薬を飲んで自殺未遂をした。
致死量には至らなかったけど、
私の睡眠薬と安定剤をありったけ飲んだみたいだった。

崇史は、自殺なんかじゃないと言ったけど
私はここまで彼を傷つけていたのか、ってすごくショックだった。
二度目だ。これで、二度目だ。

もう嫌なんだ、生きることが。
もう疲れた。恋愛とかいろいろなことに。
それでも私は従業員11人を抱える社長として生き続けている。
生き続ける意味なんて、必要なんて、あるんだろうか。