明智平ヤシオツツジ散策

明智光秀は本能寺の変後、密かに生き延びて以後徳川家康の相談役として天海僧正となって歴史に名を遺したというまことしやかな伝説が残っている

この絶景を天海僧正も観たのであろうか・・・

そしてひっそりと日光の地に明智の名を残す

東武系の駅のホームに貼ってあるポスターの構図である

明智平撮影ポイントにはカメラマンが多く少し定番の画からは少し左にオフセットされた構図ではあるがお許しいただきたい

華厳の滝の後は男体山とヤシオツツジのコラボが撮りたい

・・・今日の男体山は機嫌が悪く頭を雲の中に入れている

遠景にそびえる日光白根は泰然自若としている

半月峠手前からのアカヤシオと日光白根

実は筆者は車を半月峠途中のパーキングにデポして茶ノ木平～明智平の往復をしている　明智平のケーブルカーの料金を節約したい時はこのコースで歩けるが3時間～4時間歩く事になる

明智平から茶ノ木平に戻る時に現れる分岐

茶ノ木平から来た私は当然左を選択するが本当だが何やら右のルートの方が踏み跡がしっかりしている　少し気になるので入ってみる事にする

景観が開けて下りの第一いろは坂が良く見える

先程華厳の滝を撮ってたポイントと遠景に裏男体林道の休憩ポイントも見える

作業道を進んで行くと再び華厳の滝の見えるポイントがあったのだ！！

それも大き目のアカヤシオが自生している

下から次々とハイカーが登ってくる

慣れた感じの先輩カメラマンと話をしたら明智平トンネルを出た脇から登れるのだそうだ　どうりでトンネル脇にやけに車が停まってた事に説明がつく

本来ココは鉄塔管理の作業道なのだがこの絶景を知る事情通によって知る人ぞ知るスポットになってるようだ

このまま下ると国道から中禅寺まで出てしまうので先程のY字路まで戻る

下った分を登り返す　ハァハァ・・・

残雪を踏み抜きして更に消耗・・・

帰り際にやっと雲がとれる男体山

茶ノ木平側のアカヤシオは来週が見頃か

■雑感　栃木県の花ヤシオツツジに魅せられて初めて一眼で集中して撮ってみた　モノトーンの景観の中に突然現る感のあるピンクの存在感は表現しても、表現しても何か足りない　滝や、雪山の白を入れてみたりするのは返って邪道なのか・・・　良く見せようと思う気持ちが強いほどどっかいやらしくもあるかも　今回男体山の山頂が雲に隠れて顔を出さなかったがそれが面白くもある　精進　精進