My Favorite Things

バラの上の雨粒、子猫のヒゲ
ピカピカの銅のやかん、暖かな毛糸の手袋・・・
これが私のお気に入り

インファナル・アフェア

2005年04月15日 | Cinema
TV放送されたのを見ました。 一度見たことあるのですが、大好きな作品です。

見るのが2度目だったことと、吹き替えだったせいか、ストーリーの細かい部分もよく理解できました。
私が一番好きなのは、映画館での追跡シーン。もう、手に汗握ってドキドキしちゃいます。
前半の、コカイン取引でのスパイ合戦もいいし、
ウォン警視が消されるところは、分かっていても衝撃的だし、
キョンの最期は、やっぱり泣けてくる~。

全体に、ヤンの悲哀は痛々しいほどよく伝わってくるんですよね。
自分の意思に反して、ヤクザ稼業を続けなければならないやるせなさ、
バレれば即、消されることは必定の危険な捜査・・・そりゃ、神経もすり減るでしょう。
おまけに、自分の本当の身分を知っている人がこの世からいなくなってしまって・・・辛すぎます。
トニー・レオンがまた、上手いんです。葬列に向かって、物陰から敬礼するところとか、万感の想いがこもっていて・・・いいです~。

それに対して、ラウのほうは、心情がどうもよく分からないんですよね。
演ずるアンディが、すっごいポーカーフェイスなので(それがまたカッコいいのですが)。。。
能力があって、周囲からも認められて、可愛い婚約者もいて、
潜入させてもらって「ラッキー!」という感じのラウ刑事。
同じ潜入とはいえ、どう見てもヤンのほうが大きな代償を払ってます。リスクも大きいし・・・不公平だ!(笑)

ラウがこのまま陽の当たる道を歩き続けたい、と思うのは当然じゃないですか。
にもかかわらず、組織から抜けられない、手を切れない・・・という葛藤があまり感じられないように思うんですよね。もっと脅されてるとか、人質をとられてるとか、何かないと・・・。

ひょっとしてパート2・3では、その辺が描かれているのかも?
いよいよ、16日にはパート3が公開です。私も見たいー!
通勤の途中に、ポスターが貼ってあるんですけど、
すごくカッコいいんです!!! 毎日、見とれちゃいます。

ラウ兄さん、それで来日中のようですね。(トニーさんも?)
昨日の番組中で、ちょこっとインタビュー映像が出てきました。
でも、あの赤いセーター姿は、ちょっとイケてなかったけど(苦笑)

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