しつこいようだが、我が社のエースさんのPCがウインドウズアップデートに失敗する件(その3)である。
しつこく書くには理由がある。解決したのだ。
まず、私のPCのWindows Updateが今日(だったかきのうだったか)、5個の自動更新をしたというのが前提である。
その時は気にもとめなかったのだが、ふと、「あれどないやろ」と、お隣りのPCを起動し、「ダメで元々」とWindowsを手動でアップデートしてみた。
結果は、新たに更新プログラムに追加された5個の更新は成功である。
更新履歴を開いてみる。
「成功」が2個、「保留中」が3個、「失敗」が6個。
再起動する。
「成功」が5個。「失敗」が6個。
5個に6個?
ということはだよ。何ヶ月ものあいだ6個だけが更新されてない?
はたと気づいた。そういえば、・・・・・・・・・。
改めて、インストール可能な更新プログラムの詳細を見てみる。
「Microsoft.NET Framework4用セキュリティ更新プログラム・・・・・・」、あるいは、「Microsoft.NET Framework4用の更新プログラム・・・・・・」。
どうやらキーワードは、Microsoft.NET Framework4らしい。
「Microsoft.NET Framework4用 更新プログラム インストールできない」で検索。
マイクロソフトのダウンロードセンターでインストーラーをダウンロードしてみることにしたのだが、どうも、Microsoft.NET Framework4(Webインストーラー)というやつはサイズが大きいよう。
それとは別に、Microsoft.NET Framework4 Cilent Profile(Webインストーラー)というやつが「サブセット」であって、こいつだと、「インストールパッケージが小さくなる」らしい。
「なんのこっちゃようわからんわ」と独りごちる。
しかし、この文句の意味を一つひとつ解き明かしていくことに、(今のところ)あまり意味はない。「とりあえず、こっちだべ」と判断。
ダウンロードして、インストールする。
すると、「修復するか?」「アンインストールするか?」と訊いてくる。
もちろん、修復だ。
そして、再び手動でWindows Updateを試みる。
成功。
よくよく思い起こしてみると、「なんや、Microsoft.NET Framework4用・・・・・・・・っていう名前ばっかりやなあ・・・・・・・」、と感じていながら、何故かしらそこはスルーしていた。
なんのことはない。違う入り口から入ったために、正解にたどり着けなかっただけのことである。
つまり、問題はWondows Updateの側にあるのではなく、Microsoft.NET Framework4をインストールする側にあったということ。
ある一方からだけアプローチしていたのでは、いつまでもそっちの面しか見ることが出来ない。
ちょっとヒネリを加えて、別の角度から見る。世の中すべからく、そうでなければならんのだなと、軽く反省。
といいつつも問題解決に、またまた小さな喜びに浸ってしまうオジさんなのだった。