答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

嫉妬している自分を否定する必要はありません(アルボムッレ・スマナサーラ)

2017年05月18日 | ちょっと考えたこと

かなり嫉妬深い性格である。

誰でもない、わたしがだ。

嫉妬と聞くと、男女間のそれを思い浮かべる人が多いだろうから、妬み深いという言い回しのほうが適切かもしれない(男女間のそれも相当なものだと自覚しているが)。いやむしろ、「羨望(せんぼう、英: envy ラテン語: invidia)とは、自らの持たない優れた特質、業績、財産などを他者が持つときに起こる、それらへの渇望、ないしは対象がそれらを失うことへの願望である。」(『Wikipediaー羨望』より)という意味からいえば、嫉妬よりも羨望という表現のほうがわたしが生来持っている(もしくは幼少のみぎりに選択した)性質に近いのかもしれない。

などと考えているとなんだかややこしくなってきたので、元へ戻る。

 

かなり嫉妬深い性格である。

誰あろう、このわたしがだ。

今朝、そんなわたしがこんな本を読み、いたく感心した。

 

怒らない、落ち込まない、迷わない 苦を乗り越える宿題
アルボムッレ・スマナサーラ
幻冬舎

 

こんな部分にだ。

 

 だからといって、嫉妬を無理に抑えようとするのは逆効果です。嫉妬という感情は誰もが持つ自然なもの。嫉妬している自分を否定する必要はありません。ただ、「ああ、自分はあいつを羨んでいるんだなあ」と認め、自分の感情を観察してください。その瞬間、嫉妬の感情はかなり落ち着くはずです。(Kindle版位置No.479)

 

自分を否定せず、自分の感情を観察する。または、まずは「ありのまま」を受け止め観察する。

こういった思考スタイルが、近ごろの(というかけっこう前から)わたしはとても気に入っている。そして折りにふれここでもそんなことを書いてきた。そう言う自分自身が、できているかできていないか、あるいはできるかできないか、はまた別の次元の話として、今日も明日もあさっても、そんな心持ちでいよう。

てなことを思いながら愛車マルモッタン号をスタートさせると、植木等の歌声が。

 

ろくなもの食わずに

けちけち暮らし

それでも残らぬやつもありゃ

毎日ぶらぶらしていても

ビルディングを建てる人もいる

いろいろあるよ いろいろね

そんなこたあどうでもいいじゃねえか

(『いろいろ節』作詞青島幸男、作曲萩原哲晶)

 

もちろん、大声で唱和した。

断っておくが、今の今、誰を羨望し何を妬んでいるかという具体的な何かが「いろいろあるよいろいろね」というわけではない。

ただ、


 だからといって、嫉妬を無理に抑えようとするのは逆効果です。嫉妬という感情は誰もが持つ自然なもの。嫉妬している自分を否定する必要はありません。ただ、「ああ、自分はあいつを羨んでいるんだなあ」と認め、自分の感情を観察してください。その瞬間、嫉妬の感情はかなり落ち着くはずです。(Kindle版位置No.479)


というアルボムッレ・スマナサーラさんのテクストと、

いろいろあるよいろいろね、そんなこたあどうでもいいじゃねえか

という植木等の歌声が脳内でリンクしあい、なんだかとても爽やかな朝だった。

 

 

 

 

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