答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

完成(竣工)検査プレゼンテーションについて(あらためて)

2017年03月09日 | 土木の仕事

 

完成検査を明日にひかえた本年度わが社のメイン現場。担当職員はただ今、完成検査プレゼンテーションのPPT作成の真っ最中だ。いつになく今回は、不肖辺境の土木屋59歳も参画して、やり遂げたプロジェクトを検証。何をしようとしてどうなったか。どこがよくて、何がよかってこうなったか。などなどをふり返り、ふり返りのなかで気づき、その気づきをもととしてさらに検証と総括を進めていく。という行為を繰り返してみた。

今さらながらに、この完成(竣工)検査プレゼンテーションをつくる(考える)という行為に本気で取り組む(片手間やイヤイヤじゃあまったく意味がありません)ことの効果は大きい。

自分自身の現場を自分自身、あるいは関係者とともにふり返り、自らの言葉と自分たちのデータでストーリーを紡ぎ、

~ あ、念のため断っておきますが、けっして捏造するのではありません。すでに終わった物語を検証し、あらためてストーリーを再構築する、という意味で「紡ぐ」 ~ 

足したり引いたりかけたり割ったりしながらつくっていく。そしてトドメに、情理を尽くして自分自身の現場を語る。これが「あしたのために」ならずして何になろう。もちろん、第一義的には今日の自分(たち)のためではあるけれど、と同時に、いやむしろそれ以上に、「あしたの」自分(たち)のためでもあるのだ。

 

経験を振り返り、徹底的に「追体験」することによって、そこで学んだ「智恵」を可能な限り言葉にしようとする方法。

「反省」を通じて、そこで学んだことを言葉で表そうと極限の努力をするとき、「言葉で語れる知識」だけでなく「言葉で語れない智恵」も掴みやすくなる。

(『これから知識社会で何が起こるのか』田坂広志、東洋経済新報社)


 

これから知識社会で何が起こるのか―いま、学ぶべき「次なる常識」
田坂広志
東洋経済新報社


 

「言葉で語れない」ことはデータで補い、データで理解できないものは「言葉」を尽くす。

そして、なんだかんだエラそうなことを言っても、わたしたちが置かれた立場上「受け身」にならざるを得ない完成(竣工)検査を能動的に受検する。

うん、コイツぁ凄いわ。

10年つづけてきた今、あらためてそう思った。



 

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