答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

流れ橋

2017年01月21日 | 土木の仕事

 

上津屋橋。

京都府を流れる木津川に架けられた、橋長356.5メートル、幅3.3メートルの歩行者&自転車専用の木橋。

川が増水すると橋の上部工が流される構造のため、ついた通称「流れ橋」。

 

        画像はともにWikipediaより拝借

 

1953年の今日(1月21日)着工して以来、2014年台風11号による流出まで計21回、流されてはまた直しを繰り返しているという。

橋を強くして流されないようにするのではなく、橋の一部が壊れることによってそれ以上の被害を受けないようにするという構造。近年になって流出の頻度が高くなったため、橋の構造を見直して永久橋にするべきだという声が大きくなっているようだが、この設計思想、わたしは好きだ。

身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ。

重大時には、一切合財を守ろうとするのではなく、何かを犠牲にする覚悟をもってことにあたる。そして犠牲になった何かはまた修復すればいい。

みんなのどぼく-土木×土木-』に載った、青空をバックにすっくと立つ「流れ橋」の画像を見ながら、我とわが身のことなど思う。


 

 

  ↑↑ クリックすると現場情報ブログにジャンプします

 

           

            有限会社礒部組が現場情報を発信中です

 

     

   発注者(行政)と受注者(企業)がチームワークで、住民のために工事を行う。

 

 

 高知県情報ブログランキング参加用リンク一覧  

にほんブログ村

 

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加