答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

笑顔をつくる

2016年02月23日 | 土木の仕事

単なる笑顔であっても想像できないほどの可能性があるのよ。(マザー・テレサ)

 

きのう「怒り」について書いたから今日は「笑顔」、といってバランスをとっているわけでもないが、怒っているよりは笑っているほうが気分がいい。自分自身もそうだが、他人の顔を見たときそれは顕著に表れる。仏頂面の人や怒り心頭の人の顔などを好んで見ようとは思わない。だが、笑っている顔を見るとこちらも自然とほほ笑んでしまうことが多い。(そりゃなかにはありますよ、何ヘラヘラ笑ってるんだと逆に腹が立つことも)

そういうわたしだが、ネクラだのネアカだのという言葉が流行った若いころは、「ただ明るけりゃそれでいいってもんじゃないだろが」「暗いのがなぜいけないんだよ」「明るいのも暗いのもいて世の中バランスとれてんだ」というように斜に構えた考え方の持ち主で、おもしろくもないのに笑う、なんてことは断固拒否していた。

そんなわたしの考えが変化してきたのは、(たぶん)わが人生における暗黒時代、セールスマンというやつを約1年つづけたころからだ。結局その仕事にはどうにもなじめず、こちらからオサラバしたのかアッチからお払い箱にされたのかどちらかよくわからないが、とにかく結果として辞めた。その1年間で得た最大の収穫が、「笑顔の有意性」と「笑顔はつくろうと思えばつくることができる」ということに気づいたことである(ロールプレイングで笑顔をつくる練習をよくしたね、今となってはのちのちの人生で欠かすことができない貴重な経験でした)。

爾来、いつもニコニコ明るい男、にわたしはなった。

いやいや、んなわけがない。

今でも「ふだんはテンション低いんですね」とか「いつも機嫌悪そうですね」とか言われることの多いオジさんだ。

「おいおい、笑顔でたたかえ」とかナントカいつも言ってるじゃないかといぶかしがるそこのアナタ。有り体に白状する。あれはあくまで自分や他人を鼓舞するための方便だ。現実はきびしい。だからあえてことさら「笑顔でたたかえ」と繰り返しているのだ。

だが、現実のわたしがどうあれ笑顔はイイ。笑う門にはナントカだ。つくってでも笑顔にするとイイ展開になることが多いのも事実としてある。


こんなことを言うと奇異に受け取られるかもしれないが、公共土木というわたし(たち)の仕事においても笑顔はかなり重要な位置を占めている。ところが、このことに気づいていない人はけっこういる。そしてそんな人は(たぶん)こんなふうに言う。

「だってそうだろ、モノをつくる商売にとって笑顔の優先順位は高くないよ」。

ん?本当にそうだろうか?

わたしは違うと思う。

なんとなれば、わたしたちの身体は現場にある。そしてその現場は外との接点であり公共事業の最前線だ。そんななかで、公共土木の現場技術者は営業マンでもあり広報マンでもある。

「ふん、オレは営業マンなんかになりたかないね」というそこの君。わたしたちには間違いなくそんな役割もあるのだ。それぐらいに公共土木の現場技術者というやつは、狭義の技術だけを追い求めていても成り立たない商売なのである。

 

笑顔はつくることができる。

笑顔をつくると楽しくなる(かもしれない)。 

そして、今という時代の(広義の)土木技術には「笑顔をつくる」ことも含まれる(たぶん)。 

「男は黙ってサッポロビール」、あるいは「自分、不器用ですから」なんてカッコつけてる場合ではないと、わたしは思う。

 

三船敏郎「男は黙ってサッポロビール」

 

高倉健 「不器用ですから」

 

 

本当は大好きです。

「男は黙って・・・」も「不器用ですから」も。

だから尚更、ネ。

 

 

 

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