答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

うどん

2016年02月06日 | ちょっと考えたこと

三方良しの公共事業推進研究会の臨時総会出席のため高松へ。

「香川といえばうどんだべ」と朝から決めていたのだが、往路、高知自動車道へ乗っかる直前にあるセルフのうどん屋さんを見て、どうにも欲望を抑えきれなくなり昼餉とする。

 

徒然草にこんな話がある。

仁和寺にある法師、年寄るまで、石水を拝まざりければ、心うく覚えて、ある時思ひ立ちて、たゞひとり、徒歩よりまうでけり。極樂寺・高良などを拝みて、かばかりと心得て帰りにけり。さて、かたへの人にあひて、「年比思ひつること、果たし侍りぬ。聞きしにも過ぎて、尊くこそおはしけれ。そも、参りたる人ごとに山へ登りしは、何事かありけん、ゆかしかりしかど、神へ参るこそ本意なれと思ひて、山までは見ず」と言ひける。すこしのことにも、先達はあらまほしき事なり。(52段)

現代語に訳すると、

仁和寺という寺にいた法師が、歳を取るまで岩清水八幡宮を拝みに行ったことがなかったので、残念に思っていましたが、ある日思い立って、一人で徒歩でお参りに行きました。極楽寺や高良などを拝んで、これでいいだろうと思って帰ってきました。 

さて、友達(仲間)にあって「ずっと心にとめていたことを果たしてきました。耳にしていた以上に尊かったです。そういえば、参拝している人たちは山に登っていましたが、何かあったのでしょうか。気になりはしましたが、神に参拝するのが本来の目的だと思って、山までは登りませんでした」と言いました。 
ほんの些細なことであっても、先導する人がいるにこしたことはないなぁ。(『楽古文』より)


一番大切な山の上にある神社を拝まずに帰ってきてしまった法師の行いを、先導してくれる人がいたらそうはならなかったのにというこの話に照らし合わすと、「香川といえばうどんだべ」と心に決めていたのに、大切なそのうどんを食わずに帰ってきてしまったら、なんのこっちゃわからない。

おのれの行いを反省し、その夜、酒を呑んだあと、次の朝とうどんをやっつけたわたし。

ついでだとばかり、高知へ帰ってきてからの昼メシもうどんを食した。

うん、満足なのである。

(あ、ちゃんと会議もしてきましたからネ、もちろん ^^;)

 

 

 

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