答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

続・「震災復旧談合」のニュースから考えた(読者さんからの便り)

2016年01月26日 | 土木の仕事

1月23日の稿、『「震災復旧談合」のニュースから考えた』に対して、読者さんからメッセージをいただいた。

東日本大震災の被災地で、あのときも、あれからも、そして今このときも、身体を張ってがんばっている業者さんからだ。許可を得て便り(抜粋)を掲載させていただく。 

 

私の心の中を、想いを晒してくれたようなブログでした。

それは、私も文中にある「ヤセガエル マケルナイッサ コレニアリ」の一匹だから。

(中略) 

今行っている道路の新設工事は、あの時、海岸沿いの道路が壊れ、避難出来なかった方々が利用する為の道路です。

道路をつなぐ事で『人を繋ぎ、暮らしを繋ぎ、物流を繋ぎ、命を繋ぎ』そして私の想いを繋いでくれる・・・

今、全国で必死に除雪している人だって、対価は頂けるが、それ以上に『地域の方々の生活に支障がないように』っていう思いが頑張りにつながっている。

踏ん張れ建設業!!

だからやっぱり『一人ひとりが自分の持ち場で、笑顔でたたかえ、えぶりばでぃ!』なのです。

 

そのメッセージには、復興工事の今をとりまく厳しく悲しい現実、などなども記されていた。生々しいその事実を、ぜひとも皆さんに紹介したい。だが、いかに厚顔なわたしでも、ここでそれを晒すわけにはいかないし、当事者ではないわたしが生半な言葉でそれを評することはできない。それほどに復興の現状は厳しいようだ。

どんなふうに返信をすればよいのだろうか?

しばし考えて浮かんだ言葉は「がんばってください」。

いかにも月並みで使い古された言葉だ。「それ(しか言えんの)かよ」、とも思う。そして、「がんばって」いる人に「がんばって」と言ってはいけないのが今の世の中なんだそうだ。だが、あえてわたしは、せめてものお礼と激励を込めてその言葉を贈ることにした。

ありがとうございました。

そして、がんばってください。



追記。

そのあと、いくつかのやり取りがあった。そのなかの一節を、これまた許可を得て紹介する。

 

もちろん、頑張ります!

だって未来を創る役割って誰でも出来るわけではありませんから。

(中略)

犠牲になられた方々が津波に飲みこまれる瞬間、たぶん「家族」を想ったと思うんです。だから私は未来を創ります。

自分の子ども達だけではなく、その方々の家族の環境が少しでも良いものであるように・・・

 

「土木」という仕事の主たる役割は、「普通の暮らしを下支えするもの」だとわたしは思っている。

今日、読者さんからの便りで、「普通の暮らしを下支えする」というそのことは、今ある現実を支えるだけではなく「未来を創る」ことでもあるのだと、あらためて教えられた。

ありがとう。

そして・・・・

たまらなく、彼と一献やりたくなってしまったアタシ。


 

 

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