答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

みそか

2015年12月30日 | ちょっと考えたこと

今日から会社は正月休み。わたしはといえば、年明けから年度末までに手持ちの工事をどうやって捌くか、静かな社内で独り算段中。

ちょっとひと休みして外へ出ると、意外に暖かい。陽だまりの花を見ていると、さっきまでの乱戦模様の頭のなかとは違い、の~んびりとした気分になってきた。そのギャップが可笑しくて、思わず苦笑い。

ふと、土佐日記の一節を思い浮かべた。

 

ただ日の経ぬる数を、けふ幾日(いくか)、二十日、三十日(みそか)と数ふれば、指(および)もそこなはれぬべし。いとわびし。


[現代語訳]

ただ日数が過ぎたのを、今日で何日、二十日、三十日と数えるので、指も痛めてしまいそうだ。とても辛い。(『古典に親しむ ~土佐日記~』より)


何度指折り数えてみたところで、月日は暦どおりにやってきて、そして過ぎて行く。長くもならなければ短くもならない。その決められた時間のなかで段取りをするのがわたしの仕事だ。焦ることなく、努めて冷静に、頭のなかをクリアにして考えていると、その時どきの最適解(のようなもの)が見つかるもんだ。

とはいえその最適だと思われた解も、実践段階となると、正解ではなかったり状況にフィットしなかったりで、見直さなければならなくなってくることがしょっちゅうだ。留まることなく滞ることなく、それを繰り返す。その繰り返しのなかから「引き出し」が生まれる。その「引き出し」(の数とバリエーションの多さ)が武器である。

 

なんてことをぼんやりと考えていたとき、ブリをもらった。

きのうは鯨を食った。酒は新潟白瀧酒造の「魚沼」である。

今日はブリだ。酒は・・・・よし、土佐鶴の純米新酒にしよう。

てなことを思い浮かべていたら、思わず喉が鳴った。

まったく、呑んべというやつは

どうしようもないもんだ。

 



 

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