答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

「やっていること」「次やること」「やらなければいけないこと」

2015年12月16日 | ちょっと考えたこと(仕事編)

 

こんなもので、PC上でタスクの交通整理をしている。

これにテキストボックスでつくった付箋(のようなもの)を追加や移動をさせて、それらの優先順位をたしかめながら仕事をしているのだ。

ファイル形式はPPTである。別にXLSでもなんでもかまわないのだが、なんとなくPPTを使っている。

いかに衰えたとはいえ、さほど忙しくないときは、頭のなかだけでもできるのだが、最近ようやっと「忙しいんですよ」と他人さまに広言できるような状態になってきて、交通整理をしながらでないと、自分自身のミッションとしてのタスクを上手に捌ききれない。だから、こんなものを使っている。

以前は紙製ホワイトボードにマジックで手書きしたものに付箋をベタベタと貼っていた。それをデスクの前に置いていたので、社内の誰でもが、わたしがどのようなミッションを抱えているか、何をやっているかがわかるようになっていた。

「見える化」と「情報共有」という意味からいけば、PCのなかで閉じてしまった今のやり方は、明らかに後退だ。

だが前の方法では、本社でしか「やらなければならないこと」「次やること」「(今)やっていること」がわからず、家庭や現場や出張先で、それを確認することができない。どちらを選ぶか、メリットデメリットを考えて今の方法にしている。

右上の「やっていること(結果待ち)」というのは、例えば提出物など、自分自身の手からは離れたが「OKですよ」という結果が出ていないものだ。なぜこの項目があるかというと、自分の手からテイクオフしてしまうと、終わったような気になってしまい、やり直しや修正をしなければならないときに、ひどく徒労感に襲われモティベーションが上がらないからだ。

そして、わたしの場合、役所への提出書類などがそのまま無傷でOKになることがほとんどなく、大抵の場合、やり直しや修正をする羽目になってしまう。したがって「やっていること(結果待ち)」の存在はけっこう重要なのである。

にもかかわらず、本来は「やっていること(結果待ち)」に入るべきはずの、とりあえず自分の手から離れたタスクを、そこに格納することなく、「よっしゃ終わったぞ、いっちょあがり!」てな感じで消し去ることが多々ある。

今日も今日とて、そんなタスク(しかも最重要最優先のミッション)のやり直しに、ほぼ一日かかってしまった。

どっと疲れている。

 

仕事とは他人の需要に応えることだ。

「他人」とは、自分という個にとっての「他人」であり、会社という組織を「人」としたときの「他人」であり、「私と私の環境」をひと括りにした場合の「他人」であり。いずれにせよ、「仕事とは他人の需要に応える」ことなのだ。自分のなかで「いっちょあがり」になったからといって、それで完結するわけではない。

そんなことは百も承知二百もガッテンしているくせに、まったく、懲りないオヤジである。

トホッ ^^;

 

「仕事」とはつまり、「他人の需要に応えること」です。いくら当人にやる気があっても、それに対する「外からの需要」がなければ、「仕事」というものは成り立ちません。そしてそれが「他人の需要に応えること」だから、仕事は時として、「うんざりするもの」なのです。

(橋本治、『上司は思いつきでものを言う』、集英社新書)



上司は思いつきでものを言う (集英社新書)

橋下治

集英社



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