答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

25年と1日目の朝に考えた

2015年12月02日 | ちょっと考えたこと(仕事編)

月曜日の『3次元モデルの作成講習会』、応募者の出足不調を聞いていたのだが、フタを開けてみると20人の定員に対し満員御礼、キャンセル待ちが出るほどの盛況となっていたようだ。

参加者は、そのほとんどがまったくの初心者らしかったが、そのなかには、掛け値なしに「これはスゴイ」というハイレベルな人もいて、「どこに達人が潜んでいるかわからんね」と主催者さんと共に驚くことしばし。他にも優良工事表彰常連企業のトップの姿もあったりで、この道にかけては(少なくとも県内では)トップランナーだと自他ともに認める我が社も、うかうかしておれんなと、今さらながらに感じたことがイチバンの収穫だったような気もする。

そういえば先日の土木学会CIM講演会も、受講者のほとんどが施工業者で、全国的に見ても珍しい構成だったという。それやこれやに、CIM、というよりも「3D」に対する県内同業者の関心の高さが表れているような気がする。

とはいえ実際は、そこへ踏み込んでみようという人(組織)の数は少ないのではないかとわたしは思っている。何ごともすべからく、新しいもの、新しいことに対して、「まずやってみよう」とアクションを起こす人は、ごく少数であるのが常である。

そして、その少数のなかから、何とかそれをものにする人(組織)の割合はさらにひと握りとなる。なぜか。教科書がないからである。もしくは、教科書はあってもほとんどの場合それは、自分と自分の環境にフィットしないからである。だから容易に挫折する。

「ものにする」ためにはどうすればいいのか。模倣は基礎のなかの基礎だ。模倣からすべては始まる。技術の修得とはそういうものだとわたしは思っている(ごくごく稀な人たちを除けば、ですヨ)。だが、壁に当たったとき、模倣だけで乗り越えることはできない。そこから先へ進むには、さまざまな情報を取り入れ自分(たち)の頭で考えて試行錯誤を重ねていくことが必要となる。

そうやって何とかものにできたとしても、それを継続していける人(組織)はさらに少ない。

渡る世間に一話完結の物語など存在せず、「わかった」というゴールは次の「わからない」のスタートラインに過ぎないのが現実である。

そこを生き抜いていくにはどうすればいいのか。

 

「おもしろそうやんか」という好奇心。

「まずやってみよう」という軽いノリ。

「もっとできるようになりたい(わかりたい)」という向上心。

「学ぶ」と思い定め「教えてください」と訊ける、逆に「学ぶ」と思い定めてくれた人には「教えてやるよ」と言えるオープンマインド。

そのためにはどこへでも行き誰とでもコミュニケーションをとろうとする行動力。

「つづけるのだ」という覚悟。

「まだまだ」という謙虚な気持ち。

それらの繰り返しを「たのしい」と感じることができる遊び心。

 

あらあら。

思いつくまま挙げていたら、オジさんに不足しているものもゾロゾロ出てきたぞ。

いやいや、齢60が近くなった今さら、足りないもの(こと)を補うよりは、いいところを伸ばすほうが精神衛生上なんぼかよろしいはずだ。

うん、そうしよう。

テなことを考える今日、12月2日。わたしがこの会社にお世話になりはじめてから25年と1日。

思えば遠くへ来たもんだ (^_-)

 

 

この道を行けばどうなるのかと

危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし

踏み出せばその一足が道となる

その一足が道である

わからなくても歩いて行け

行けばわかるよ

(清沢哲夫)




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