答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

それ以上

2015年11月26日 | 土木の仕事

高知県建設業活性化プランの一貫として行われている維持管理エキスパート研修会。

橋梁、法面・擁壁、トンネルの3分野の維持管理(点検、補修、補強)について、それぞれ初級と中級がある。

中級を受講するには3分野の初級すべての研修を済ませていなければならず、そのせいもあってか、繁忙期ということもあってか、たぶんどちらもなんだろう、春と秋に開かれた初級高座の盛況ぶりに比べて、驚くほど少人数の研修だった。

わたし自身は、橋梁分野につづいての中級受講だったのだが、どちらの講座もそこそこおもしろく、一日がかりの講習会という普段だったらイヤでたまらないシチュエーションにも、さほど苦痛を感じることなく、逆に、何年やっても幾つになっても勉強しつづけないとならない仕事なんだなと、今さらながらに感じて修了。

そそくさと帰り支度をしていると、「恐れ入りますがアンケートを」という担当者さんの言葉に、アレアレ書いてなかったわいと、しまいかけていたアンケート用紙を取り出す。

 

年齢

(1)20歳未満

(2)30歳未満

(3)40歳未満

(4)50歳未満

(5)それ以上

 

「?」

一瞬、自分が属するカテゴリーがないのでは?と思ったが、ないのではない。「それ以上」なのである。

「それ以上」か・・・・・ワシ的には「60歳未満」を入れてほしいんやけど・・・・・

とかナントカ思ったが、考えてみれば、あと2年もすればそれもまた「それ以上」になってしまうのだ。いわゆる熟練技術者という意味からいけば、50代も60代も十把一絡げにして問題はないかもネ、と思い直す。

 

そういえば・・・近ごろの講習会、「それ以上」の「それ以上」らしき先輩方の姿がやけに目立つような気がする。

若年技術者の不足が叫ばれて久しい我が業界だが、裏を返せばそれは、老年技術者の増加でもある。

齢をとっても働けるうちは働かせてもらえる職場がある。それはそれで悪いことではない。人それぞれではあるだろうが、選択肢が広がるのはむしろ喜ばしいことだ。

理想は「老壮青」のバランスがとれていることなんだろう。だが現実は・・・

 そうそう、先日の日経新聞に、こんな記事が載っていた。


  国土交通省は道路建設などの公共事業で、受注企業に小型無人機(ドローン)や自動制御のショベルカーなど、最先端技術の利用を義務付ける検討に入った。工事の効率を上げて費用を抑制し、生来の労働力不足にも対応する狙い。2016年度にまず2割、20年度にはすべての案件を義務化の対象とする。併せて部材の規格統一や、年度末に集中する工期の分散も促し、工事の生産性を5割向上させる。

(日本経済新聞11月19日)


うんうん、やったらよろし。

「建設生産システムの向上」とやらも図ったらよろし。

わたしはわたしで学びつづける。いつものように「イイトコどり」でわたしとわたしの環境に落とし込んでいく。

ふと、こんな惹句が思い浮かんで苦笑いする。

「それ以上」に「それ以上」が重なってオジさんは走りつづける。あてはない、頭と身体がついていく限り。

 

どっちにしても、「答えは現場にあり」だ (^_-)


 

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