答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

工場(こうば)と工人(こうじん)

2015年11月23日 | 土木の仕事

きのう、書き忘れたことを少し。

「工場」という言葉についてだ。


工場とは

一定の固定資本流動資本が投入され、機械体系を基礎とする労働者の分業と協業に基づいて、商品生産が継続的に行われる場所をいう。(コトバンク『日本大百科全書』より)

 

きのう紹介した大成建設の「工場十訓」、わたしはこれを、何の気なしに「こうじょうじゅっくん」と読んでしまったが、よくよく考えてみるとこれは「こうば」だろうと思い当たった。

「訓の五」にこうある。


工人は仕事の宝こころして、けがわずらいをさせぬ用心

 

工人、「工」の人、そういえばと思い出した。知り合いに「工」と書いて「たくみ」という名前の人がいる。

今度は「工」という字を調べてみた。

 

穴を開けることを意味する。「」(突き抜く)の原字。「」「」「」(あな)と同系。「」は大地を貫いて流れる川。玉に穴を開け細工するのに、技術がいることから「たくみな」等の意を生じた。(太字はわたし、『ウィクショナリー』より)


ここから「工人」とは、「たくみな人」あるいは「たくみの人」という解釈が成り立つ。してみると工人たちが働く場所だから「工」の「場」、すなわち「工場(こうば)」と読むのが適当だろう。となると「工場十訓」は、「こうばじゅっくん」と読むべきである。

いわゆる工場(こうじょう、ファクトリー)のみならず、「たくみ」の「場」すべてが工場(こうば)であり、そこに働く人たちだから「工人」と呼ぶ。

そう理解して読むと、「訓の五」がますますピカピカ輝いて見えてくる。

 

工人は仕事の宝こころして、けがわずらいをさせぬ用心 

 

以上、きのうの稿に追記として。

 

 

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