答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

『風の果て』(藤沢周平)を読んだこと

2015年07月16日 | 読む(たまに)観る

 

風の果て〈下〉 (文春文庫)
藤沢周平
文藝春秋

 

読み始めたら、朝に夜に一気(といっていいだろう)に読んでしまった『風の果て』。

ああ、やっぱり藤沢周平はいい。

文体がいい。テンポがいい。風景の描写がいい。人間の描写もいい。

などと思いつつ読み、結局、「土木の話」でもなんでもなかったのはご愛嬌。

新田の開墾が物語の太い横糸としてあることと、そのための測量や労働などの描写があることから、なんとなくそんなイメージがわたしの頭のなかにインプットされてしまっていたのだろう。かつて、「悪魔のような記憶力を持つ男(笑)」と言われたわたしだが、今となってはまったくもってあてにならない。

 

 又左衛門は顔を上げた。澄み切った空を顫わせて風が渡って行った。冬の兆しの西風だった。強い風に、左手の雑木林から、小鳥のように落ち葉が舞い上がるのが見えた。

 - 風が走るように・・・・・・。

 一目散にここまで走って来たが、何が残ったか。

 

ああ、好きなんだよな、こういう文章。

(最後にもうひと捻りあるからこそいいんですが、それを書いてしまうと品がないのでやめておきます)


 

さて次は・・・・何を読もうか。



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